顔ダニがいない人っているの?増えすぎない為の対策も含めて大特集!
顔ダニって気付けば一般化した印象があります。
昔々、私のパートナーが顔の肌荒れにものすごく悩んでいた時期があって、お医者さんを含む色んなところに相談した結果「顔ダニが増殖しすぎている」と伝えられたことがありました。私はまだ一般的ではなかった顔ダニをそうして知りました。
パートナーは困りに困って、顔ダニを減らすためにあれこれ対策したわけですが、かなり苦労した分、「顔ダニがいない人っているのかな?私もそうなりたいんだけど…。」とよく嘆いていたのを覚えています。結果として自分も調べに調べまくりました。
そんなことを思い返しつつ、その頃のパートナーと同じような嘆きをしている方へ伝えるべく、今回は顔ダニがいない人は存在するのか、また顔ダニを少しでも減らす、もしくは増えすぎないためにどんな対策ができるのかまで特集していきます。ぜひ一緒に見ていきましょう!
顔ダニがいない人は存在するの?
ずばり、顔ダニがいない人はほとんどいません。顔ダニとの共存について、専門家は以下のように説明しています。
各哺乳類に種特異的に種分化しており,ヒト皮膚への終生寄生ダニであるヒト固有種のニキビダニには2種ある.毛嚢脂腺に生息するDemodex folliculorum は体長約279 ± 52.0 μm(オス)で,皮脂腺およびマイボーム腺に存在するDemodex brevis は体長約165.8 ± 18.5 μm(オス)である.
共に健常人の全身の毛包から検出され,中高年の顔面では80–100%の頻度で検出可能である. その感染は密接な物理的接触(頬ずりなど)によりヒト間で伝播し,皮脂の産生が低い子供に定着は少ないとされる.
ニキビダニは顔ダニの別称です。
※ニキビダニの見た目など、ダニとの違いについて詳しくは以下の記事で(まつ毛ダニがテーマですが基本的に同じです)
基本的に多くの人は顔ダニと共存して生きているのです。ただし、皮脂腺が少ない人の中には時折顔ダニが全くいない人もいます。特に生まれたばかりの赤ちゃんの顔には存在しないといわれています。
しかし、頬ずりなどを通して徐々に顔に移り定着していく。そうしてほとんどの人が顔ダニを顔に宿していくわけですね。
実際のところ、パートナーだけでなく私にも顔ダニはいました。そんな形だったので「顔ダニがいない人を羨んでも仕方がない」という結論に当時はいたりました。実は大事なのは顔ダニをゼロにすることではなく、増殖させないことです。そこを次の章では見ていきましょう。
顔ダニがもたらす健康被害って?
顔ダニは、共存できていれば健康被害は起きません。しかし、異常レベルで増殖してしまうと皮膚トラブルを起こします。
これらが顔に起きてしまうと辛いですよね。中でも、毛包虫性ざ瘡は、他の原因によるニキビと似ているため、顔ダニが原因と気が付かれないこともあります。
私のパートナーも顔ダニに気付くにいたったのはニキビで、当時は脂っこいものを食べ、疲労もたまっており、顔ダニが増殖する原因が揃っていました。
また、顔が肌荒れを起こすと、洗顔が甘いかもとなり、余計に顔を強く洗ってしまう…また、これが逆効果になり、肌荒れを助長してしまうでしょう。ニキビのない健やかな肌を保つためには、ダニが増殖しない対策が必要です。
実は顔ダニがいなくなってしまうのも問題を引き起こす場合があります。
というのも顔ダニには皮脂のバランスを整えてくれるというメリットが存在するからです。実は、肌からダニが完全にいなくなってしまうと、顔の皮脂が残ってしまい、皮膚トラブルの原因になります。
増えすぎると炎症を起こす原因となってしまいますが、増えすぎないように共存していくこと。ここが大切だと考えてください。
顔ダニが増えすぎてしまう原因と対策
増殖してしまうと健康被害が出てしまう顔ダニ。増えてしまう原因と対策を詳しく紹介していきます。
顔ダニが増える原因
顔ダニが増える原因は5つあります。
- 過剰な皮脂分泌
- 化粧が落としきれていない
- 不適切な洗顔
- メイク用品の汚れ
- 免疫力の低下
油っこい食事を食べると、皮脂の分泌が増えるため、顔の皮脂のバランスが崩れ顔ダニが増えます。また、洗顔のしすぎで、皮脂を分泌してしまうこともあります。
メイク残りの油分は、ダニの温床になります。メイクを落とさず寝てしまうということも原因になります。メイクが濃い目の方は、しっかりクレンジングを馴染ませて優しく落としましょう。
洗顔が不十分でクレンジング材が落ち切っていなかったり、ゴシゴシと強く洗ってしまい角質が剥がれてしまったりすると、顔ダニを増やす原因になります。
筆やパフについた汚れが蓄積していると、顔ダニの温床になります。メイク汚れは油分がたっぷり含まれているので、適度に洗浄液や石鹸を使って清潔に保ちましょう。
寝不足やストレスがたまっていると、免疫力が低下し、顔ダニが増殖しやすい環境となります。
これらの原因が挙げられます。では、この原因に対してどのような対策ができるのかについても紹介していきます。
顔ダニが増えすぎないようにするための対策
顔ダニが増えない対策も5つ紹介していきます。
- 適切なスキンケア
- 化粧品を清潔に保つ
- 産毛を定期的に綺麗にする
- バランスの良い食生活
- ストレス管理
朝晩に適度な洗顔を行いましょう。洗いすぎるとバリア効果が下がるため、摩擦が発生しないように、ホイップにした泡で毛穴の汚れまで落とすのが大切です。また乾燥などによる過剰な皮脂の分泌を防ぐため、乳液やクリームで保湿も必須です。
メイクブラシやファンデーションのパフを適度に洗浄しましょう。汚れと皮脂が残っている環境は、顔ダニが好むため注意してください。
顔の産毛には汚れが付着しており、顔ダニの温床となります。定期的に産毛を剃りましょう。
健康的な食生活を心がけましょう。カップラーメンやファーストフードなど油の多い食事を取ると、皮脂の分泌が多くなります。
ストレスを溜めると、免疫力の低下や、皮膚トラブルの原因になります。充分な睡眠を取ったり、気分転換をしストレスを溜めないようにしましょう
これらの対策を行うことで、ダニと共存し、健やかな肌を保てるでしょう。
顔ダニはほとんどの人に存在します。いないのは、赤ちゃんと皮脂腺が極端に少ない人だけです。ですので、ゼロにするよりも正しく共存することを考える。ここが非常に大切だというのが今回の記事のポイントだと考えてください。
その上で、顔ダニを増やし過ぎないことが肌の健康のためには本当に大切。正しくスキンケアやストレス対策をして、大切な肌が荒れないようにしていってくださいね。
ちなみに私のパートナーは顔ダニの対処を知ったことがきっかけとなり、スキンケアレベルが1つ上がったとよく言ってます。そうした意味でも顔ダニはありがたい存在かもしれませんね。
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