アシダカグモが寝るときばかり出る!不安で寝れないなら要チェック
さあ寝ようかなと思った時、部屋の中でアシダカグモに遭遇したら、あなたは眠れますか?わたしは絶対に無理です。家の守り主と呼ばれていることは知っていますし、密かにありがたみを感じてはいるのですが、毒々しい見た目、大人の手の平くらいの大きさのクモという存在感が私の目を閉じさせてくれません。
「寝てる間に顔に乗ってきたらどうしよう」と、そんな不安と恐怖に襲われてしまう方も多いのではないでしょうか。
何度か夜にアシダカグモに出会った結果、やれることをかつて調べに調べたことで今では恐怖心はかなり薄れましたが、やっぱり心に武器がないと大変なもの。
そこで今回は、なんで寝る時に限ってアシダカグモに遭遇しやすいのか、また遭遇した時のための対処法を解説していきます。アシダカグモの生態を知って、冷静に対処できるヒントをお伝えしていきますね。
Contents
寝るときに限ってアシダカグモが!これってなんで?
寝る前にアシダカグモと遭遇する人が多いという声が多いのはその生態からきています。
アシダカグモは夜行性なので、夜になると家具やクローゼットの裏から出てきて活動を開始します。また、とても臆病な性格なので人間が動いているときは身を潜めていますが、人の気配を感じなくなると動き出します。なので、寝る時に遭遇率が上がるんですね。
※その他、アシダカグモの生態的なポイントは以下の記事にまとめています
実際問題、アシダカグモに私が出会うのも夜ばかり。寝てる間に顔にでもやってきたら…と思うとさすがに怖いです。ただ、やるべきことをやっていれば「まあ、大丈夫か」となるんですよね。そのあたりを掘り下げていきます。
アシダカグモがいると不安で眠れない!どうするのが正解?
そんな不眠の原因になるかもしれないアシダカグモですが、実は人間にとっては益虫といわれています。家の中のゴキブリ、ハエ、ガなどの害虫を捕食してくれるんですよね。
また、一見、毒グモに見える姿ですが毒性もなく、人間を攻撃することもありません。
あと、クモ全般、見つけたら縁起がいいなんていわれることもあります。実際、わたしも子どもの頃から、母にクモは縁起物だから殺しちゃダメといわれてきました。その影響でいまだにクモを発見しても駆除するということはありません。
とはいえ、アシダカグモは1度見たら忘れられない見た目のクモなので、放置するのはなかなか難しいと思います。不安で寝れない人のために対策と正しい知識を紹介しておきます。
次の3つです。
- 殺すのではなく近づかないように対策するのがベスト
- 捕食対象がいなくなれば自然とアシダカグモもいなくなる
- そもそもそう寄ってくるものではないとも思っておこう
順に解説していきましょう。
殺すのではなく近づかないように対策するのがベスト
アシダカグモを発見したら、駆除するのではなく、自分に近づけないようにするのがベストです。アシダカグモが嫌うアロマの香りを寝室全体へ広げて、出て行ってもらう作戦です。
ラベンダー、レモングラス、グレープフルーツ等のアロマオイルが有効です。わたしが寝るときはラベンダーのアロマオイルを使っています。リラックス効果があるのでおすすめです。
小さな虫ならともかく、アシダカグモみたいに大きい虫だと駆除したとしてもその後処理に戸惑ってしまいませんか?なので、わたしはアロマオイルでアシダカグモが近づかないバリアを張って、寝るようにしています。
私の自宅にはてんまん香粧薬房の精油が常備されているので、私の寝床には最強のバリアがあると言っても過言ではありません😊
捕食対象がいなくなれば自然とアシダカグモもいなくなる
そもそもアシダカグモが家にいるというのは、エサを求めてやってきているのでゴキブリが発生している可能性が高いです。アシダカグモの姿を見たくないのであれば、捕食対象になるゴキブリの対策が必要ですよね。
自治体の保健所では、次のような対策が紹介されています。
アシダカグモは、虫を食べるために家の中に入ってくるので、まず家の中にゴキブリなどがいなくなれば、それを餌にするアシダカグモもいなくなると思われます。
「食べ物は密封できる容器に保存する」「生ごみは密封できるごみ箱に捨てる」「粘着シートや毒餌などによるゴキブリ退治」「こまめな家の掃除」で、まず他の虫が住みにくい家にすることが重要です。引用元:クモの生態と防除方法|千葉市
アシダカグモはエサである害虫がいなくなれば、どこかへ行ってしまいます。常に家の中を清潔に保っていれば、ゴキブリが発生することもないし、アシダカグモのお世話になる必要もありませんね。
そもそもそう寄ってくるものではないとも思っておこう
アシダカグモはゴキブリなどの害虫に対しては獰猛なイメージですが、自分より大きな人間に対しては臆病な性格で、危害を加えてくるようなことはありません。
まず、人間が活動しているところに現れないし、近くにいたとしてもわずかな振動や音に敏感ですし、人の気配があれば近寄ってくることはありません。以前、アシダカグモに遭遇した時、わたしがこれを知っていればもっと落ち着いて対処できたのかなと思います。
今回は、なぜ寝る時に限ってアシタカグモが出るのかを解説しました。大きくて毒グモのような見た目のアシダカグモですが、人間にとって有害ではなく、むしろ害虫対策に一役買ってくれる益虫です。
それがわかっただけでも、今後、アシダカグモに対しての見方が変わり、冷静に対処できるのではないでしょうか。ひとまず近づいてこないものと知っているだけでもかなり安心感があるかと思います。
そうはいっても、やっぱりわたしは日常的にアシダカグモと同じ空間で過ごすなんて、到底無理。日頃から虫を寄せ付けない対策としてまめに掃除をしつつアロマオイルの力も借りています。
私は比較的アシダカグモを目撃して生きてきた方ですが、結果として一度も体の近くまでは来たことがないですよ~。
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