日焼けによるシミって何年後にできるもの?対策も含めて大特集!

日焼けすることによって、できてしまうのが「シミ」です。シミがあると老けて見えますし、一度できたら自力では治せないので厄介です。

しかし日焼けをして、すぐにシミができる訳ではありませんよね?シミは紫外線のダメージが蓄積し、時間が経ってから肌の表面にでてくると言われています。

この「ただ待つだけ」というのが怖いんですよね。私の経験では期間を知っても怖いという点は変わりませんが、対策対処はできますし、知らないというのもヤキモキして色んなストレスが溜まるものです。

そんなことを思い返しつつ、今回は日焼けによるシミって何年後にできるものなのかを詳しく解説していきます。

すぐにシミにならないからこそ、日々紫外線に強く意識を払うようになりました。いざ日焼けしてしまった場合の対策方法も合わせてお伝えしていくので、ぜひぜひ最後までご覧くださいね!

日焼けのシミって何年後に出てくるの?

フェイスチェック

早速、日焼けのシミは何年後に出てくるのか紹介していきますね。

  • 紫外線を肌に受け、日焼けをしてからシミが出てくるには大体「数年から数十年先」

こういわれています。

かなり幅がありますが、例えば中学生の頃なんかは肌の再生力が強くて数年くらいではシミになりません。しかし、ダメージは蓄積していくもので、結果として十数年先にシミになるみたいなイメージです。

その他、期間については…

  • 紫外線の強さと露出時間:強い紫外線に長時間さらされると、シミができるまでの期間が短くなります。
  • 肌質:遺伝的にシミができやすい肌質の人は、短期間でシミができることがあります。
  • 年齢:年齢が上がるにつれて、肌の再生能力が低下し、シミができやすくなります。
  • 生活習慣:食生活やストレス、睡眠不足などもシミの形成に影響を与えることがあります。

こうしたポイントで変わってきます。特に分かりやすいのが年齢というわけですね。

この差はターンオーバーなどが関係しているのですが、そこを掘り下げるには、日焼けによるシミのメカニズムを知る必要があります。それについては、次の項目で詳しく解説していきます。

日焼けによってシミができるメカニズムとは

太陽

紫外線を浴びると、肌の一番外側にある表皮の奥底にあるメラノサイトで「黒色メラニン」が作られ、皮膚が黒くなります。この黒色メラニンがシミの原因です。

シミの原因と聞くと悪く感じますが、黒色メラニンによって皮膚が黒くなるのは「紫外線が肌の真皮まで行き届かないようブロックしている」からです。黒色メラニンは、実は肌に対して大切な役割をしているのを覚えておいてください。

黒色メラニンは、毎日メラノサイトで生成され、そのあと体の外へ排出されます。健康な肌であればターンオーバーによって、この生成と排出のバランスが保たれています。

しかし、紫外線を浴び過ぎたり、ターンオーバーのサイクルが乱れると、黒色メラニンが表皮に過剰に蓄積。この過剰に蓄積された黒色メラニンが、シミ・そばかすの原因になる…これが日焼けによってシミができるメカニズムです。

年齢によって日焼けからシミへ変化する時間は違う

美しい人

紫外線を浴びて日焼けをし、そこからシミへと変化していく時間は、年齢によって違ってきます。
そこで、ここからは若い内と年齢を重ねてからでは、どのような違いが出てくるのかを解説していきます。

若い内

10代や20代前半の若い内は、海に行ったり外遊びをしてたくさん日を浴びても、肌にシミはなく綺麗な肌ですよね。その理由は、若いと肌のターンオーバーが活発なため、紫外線によってメラニン色素が増えてもすぐに排出されるので、シミになりにくいからです。

若い時からしっかり日焼け止め対策を始めておけば、通常だと数年〜数十年後に出てくるはずのシミを、さらに遅らせることが期待できます。

年齢を重ねると

20代後半、30代…とだんだん年を重ねるにつれて、肌のターンオーバーは遅くなっていきます。
ターンオーバーの遅れとともにメラニン色素が蓄積し、シミができやすくなるのです。時間で言うと、日焼けして数年後ですね。

若い頃に、シミが気にならないからといって日焼け対策をせずにたくさん紫外線を浴びると、メラノサイトの動きが活発になります。そして、メラニン色素が生成されやすい体質になっている可能性もあるので、できれば若いうちから日焼け対策をしておきましょう。

日焼けしないための対策方法とは

日焼け止め

シミを作らないためには、日焼けしないことが大切です。それでは、日焼けしないための対策方法には何があるのか紹介していきます。

    • 紫外線を避ける

当たり前ですが、紫外線にはできるだけあたらないようにしましょう。具体的には、日傘や帽子などで肌の露出を減らすと効果的です。最近は、UVカット効果のある衣類なども増えてきているので利用するといいでしょう。

忘れがちなのが目から入ってくる紫外線です。サングラスをかけるなどして目も保護してくださいね。

    • 日焼け止めを塗る

紫外線は一年中降り注いでいます。そのため暑い時期じゃなくても、日焼け止めは一年中塗るようにしましょう。

クリーム、ジェル、スプレーなどタイプは様々ありますが記載されている使用量をしっかり使ってくださいね。1日過ごす内に、汗や皮脂で落ちてくるので2〜3時間後には塗りなおすのが大事なポイント!

    • 食べ物に気をつける

日焼け防止に効果的と言われる食べ物を積極的に摂りましょう。例えば、抗酸化作用の強い”リコピン”を多く含むトマトや、スイカ、柿がおすすめです。

リコピンを効率よく吸収するなら朝が良いと言われているので、朝食の時に食べるといいでしょう。

これらに気をつけることで、日焼けをだいぶ抑えることができます。

しかし「日焼け止め塗るの忘れた!」「長時間外にいるのに、塗り直す時間がなかった」なんてことありませんか?うっかり日焼けしてしまった場合も、焦らずに対処すれば大丈夫なので安心してください。

日焼けしてしまった場合の対策方法とは

シャワー

私が日焼けしてしまった時に行っている対策方法を紹介します!早く対処すればするほど効果がでやすいので、日焼けしたと思ったらすぐに実行してくださいね。

肌を冷やす

日焼けした後は、肌が炎症を起こしている状態です。そのため、熱を持った肌を冷やし炎症の進行を止める必要があります。

方法は簡単で、保冷剤をタオルにくるんで日焼けした箇所を冷やします。保冷剤がなければ濡れたタオルや流水でも良いので少しずつ冷やしましょう。

保湿する

紫外線を浴びて日焼けした後は、肌の水分量が著しく低く乾燥した状態になります。そのため、肌を冷やしたら十分に保湿を行うことがポイントです。

クリームやローションで、肌をたっぷり保湿してあげましょう。日焼け後の肌は敏感になっているので、優しくお手入れしてくださいね。

水分やビタミン補給をする

体の外側だけでなく、内側も乾燥しているので水分を補給してあげましょう。できれば、ミネラルウォーターや天然水をおすすめします。

そして、ビタミンCには”メラニンの生成を抑える”、”黒くなったメラニン色素を薄くする”といった効果が期待できます。ビタミンCを含んだ野菜や果物も積極的に摂るといいでしょう。


日焼けしたことで蓄積した黒メラミンが、数年から数十年先にシミとなって現れるのがポイントで、そのスピードは主に年齢によって異なります。

ターンオーバーが正常な若い時から日焼け対策をしておくと、シミが出てくるのを遅らせることが期待できます。もちろん歳を重ねてからでも対策するとしないでは大違いなので、今からでも紫外線を徹底予防しておきましょう。もし、うっかり日焼けしてしまった場合も今回紹介した方法を使うと悪化を防げるかもしれないので、早めの行動が大事ですよ~。

できるだけ紫外線を避けて、歳を重ねてもシミのない美しい肌を目指しましょう!

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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