まつ毛ダニの見分け方と普通のダニとの違い!そもそも見えるものなの?

目元チェック

最近ではニキビダニ(顔ダニ)の一種であるまつ毛ダニの存在も世間に知れ渡ってきました。

実はほとんどの人の顔にはダニがすんでいます。まつ毛ダニはその名のとおりまつ毛に、正しくはまつ毛の毛穴に住み着く微小なダニです。

正式名称をDemodex(デモデックス)と言います。通常はそこまで気にすることはないのですが、大量に繁殖すると目元の皮膚トラブルなどを引き起こすことも。だからこそ何とか対策をしないとと考えるものですよね。

その第一歩として、自分にまつ毛ダニがいるかを確認したくなる方もいらっしゃるでしょう。そうした時に真っ先に思いつくのが「これってまつ毛ダニなの?それとも普通のダニなの?」と自分に見分け方が分かるかな…というポイントではないでしょうか。

普通のダニとは何が違うのでしょう?そもそもまつ毛ダニがいるって目視でわかるものなのでしょうか?と疑問がたくさん出てくると思います。

今日は、まつ毛ダニの見分け方や、自分のまつ毛にたくさんいるのかの確認方法、また、どんな影響があるのかを学んでいきましょう。

まつ毛ダニってそもそも見えるもの?

まつ毛

まつ毛ダニ、そもそも目で見て分かるものなのでしょうか?

まつ毛ダニ(デモデックス)は毛根や皮脂腺などに寄生するダニで、体長はわずか0.2~0.4mmと非常に小さく、残念ながら肉眼では見ることができません。

その見た目についてはアイシャンプーさんのこちらのYouTube動画がかなりイメージしやすいかと思いますので、共有させていただきます。

とても小さいので顕微鏡などで拡大してようやくその姿を確認できる程度なんです。これだけ小さいと自分のまつ毛に住みついていたとしてもきっと分からないですよね。

しかし様々なサインでまつ毛ダニを疑うことが出来ます。それはこの後にご説明しますね。

普通のダニとの見分け方

レンズ

なかなか聞き慣れないまつ毛ダニですが、普通のダニとは何が違うのでしょうか?普通のダニとの違いや見分け方をまとめてみました。

体長
  • まつ毛ダニ

0.2~0.4mm程度と非常に小さく、肉眼で確認できない

  • 普通のダニ

:0.2~0.7mm程度でまつ毛ダニよりも大きく、種類によっては肉眼で確認できるものもある

生息場所
  • まつ毛ダニ

まつ毛の毛根や顔の皮脂腺に生息する。

  • 普通のダニ

畳や布団、ベッドやソファなどに生息する

動き
  • まつ毛ダニ

動きが非常に遅く、ほとんど動いているのを見ることができない。

  • 普通のダニ

活発に動き回ることが多い。

まつ毛ダニと普通のダニ、体長から生息場所、動きなどの点で違いがあるということが分かりました。どちらもダニであることに変わりはないので、適切な対策をして健康被害を防いでいきたいですよね。

どうやったらまつ毛ダニが増えたことに気づける?

目を気にする人

目視で確認することが難しいまつ毛ダニ。一体どうやったら増えていることに気がつけのでしょうか?

以下の症状が出てきたらまつ毛ダニが増えてきたサインかもしれません。

  • 目のかゆみや炎症
  • まつ毛の根本や目周りがかゆくなったり、炎症を起こすことがあります。

  • まつ毛の異常
  • まつ毛が抜けやすくなる、絡まりやすくなる、まつ毛の根元にフケのような白いものが付着したりすることもあります。

  • まぶたの腫れ
  • 炎症がひどくなるとまぶたが腫れたり、発疹や膿疱ができることがあります。

  • 視力の低下や目の疲れ
  • 目が乾きやすくなり不快感が増える。目やにや充血が起こることもあります。

このような症状が出てきたらまつ毛ダニの繁殖が進んでいるかもしれません。何か違和感を感じたら早めに眼科や皮膚科を受診するようにしましょう。

大量のまつ毛ダニによる健康への悪影響とは

目をおさえる人
まつ毛ダニは多くの人の皮膚に存在していて、通常ならば健康に大きな影響を与えることはほとんどありません。しかし大量に繁殖に繁殖すると、ものもらいや麦粒腫などの病気の原因となることも。

また、強いかゆみが発生することが多く、そうすると掻いたり、こすったりを繰り返してしまいます。その結果、ドライアイやアレルギー性結膜炎、視力障害につながる場合もあります。

最初は軽度でも掻く・こするといった行為を繰り返すうちに症状が悪化してしまう方も多いので注意が必要です。

対策としては基本的には目の周りを清潔にすることが重要です。そのあたりは以下の記事も参考にしてみてください。



今回はまつ毛ダニの見分け方を紹介しました。まつ毛ダニ、はじめて耳にした方も多かったのではないでしょうか?

まつ毛ダニは目視では確認できない位小さく、普段は意識することもない小さな存在ですが、放っておくとまつ毛や目に様々な影響を与えてしまう可能性があります。

私も意識したことはなかったのですが、改めて考えると過去に当てはまるサインがいくつかありました。今日ご紹介したようなサインがある場合は、ぜひ早めに医療機関を受診して欲しいなと思います。

また、まつ毛ダニの繁殖を防ぐためにも、まぶたは清潔にしアイメイクをしっかり落とすことも忘れないようにしなければなりません。

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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