ハンドクリームを首に塗るのって効果的?私は毎日使っています
年齢のサインが出る部位といえば、手と首ではないでしょうか?顔はメイクである程度、年齢をカバーすることはできても、手と首はそういう訳にはいかないですよね?
私も40歳を過ぎてからは首周りはかなり気にしていて、フェイスケアの際に化粧水や美容液で潤いと保湿を与えるようになりました。それだけでは飽き足らず、最近ではハンドクリームを手に塗る際に、ついでに首にも塗っていたりします。
そうした経験も活かしつつ、今回はそもそもハンドクリームを首に塗っても良いのかから、そのメリット・デメリット、巷の声まで詳しく解特集したいと思います。合わせて、首の一般的なケア方法についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください~。
Contents
ハンドクリームって首に塗っても大丈夫?
さて、ハンドクリームは首に塗っても大丈夫なのかといいますと、ユーザー視点ですと…
- YES!基本的には問題ない
こうなります。
ハンドクリームと顔や首用のスキンケアクリームは、保湿成分やエモリエント(柔軟)成分を多く含む点で共通しています。たとえば、グリセリン、ヒアルロン酸、シアバター、セラミドなどの成分は、顔や身体のどの部分にも適しており、特に乾燥対策に有効です。これらの成分が首に使用されても、肌に悪影響を与えることは少ないです。
ただし、注意点がない訳ではありません。ハンドクリームはあくまでも手への利用を想定して作られたものです。その意味で、販売者視点ではおすすめできる方法ではないことは確かであるとお考えください。
ただ何も気にせずに使うのではなく、使っているハンドクリームの成分が首にも利用できるかはチェックするのが大切ですね(「成分名 首」等での得検索がおすすめ)。手の肌は比較的強いといわれていますが、首の肌は敏感です。強い香料や刺激の強い成分は避けるのがベターでしょう。
それぞれ大切なポイントなので、もう少しメリット、デメリットを掘り下げておきますね。
ハンドクリームを首に塗るメリット
私が感じているメリットは以下のとおりです。
ハンドクリームには特に乾燥しがちな手への利用を目的とする為、比較的高い保湿力を持っています。首は乾燥しやすい部位なので、しっとりと保つことができるのが嬉しいですね。保湿することで肌の柔軟性が向上し、シワの予防にもつながります。
2. 手軽にケアができる:
私が実感しているメリットとして、フェイスケアを手厚くする朝と夜以外でも首のケアができるということも挙げられます。
ハンドクリームって1日に複数回利用するもの。だからこそ、その度に首の乾燥対策ができますし、外出先で首のケアをしたいときでも手軽に使えるのは自分にとって本当に大きなメリットですね~。
3. コストパフォーマンスが良い:
顔や首用のクリームよりもハンドクリームは比較的安価ですので、コスパが良いというのも1つの魅力です😊
私個人にとってはデメリットにメリットが勝ります。ですので、結構頻繁にハンドクリームを首に利用していたりします😊
ハンドクリームを首に塗るデメリット
と言っても、ハンドクリームを首に塗る場合にデメリットがないわけではありません。気軽に使うことを推奨するわけではないので、ちょっと手厚く書いておきますね。
ハンドクリームは手の皮膚に合わせて作られているため、首のデリケートな肌には刺激が強すぎる成分が含まれていることがあります。これにより、かゆみや赤み、かぶれなどの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。また、油分が多く含まれているので、毛穴を詰まらせて、にきびや吹き出物の原因になることがあります。
利用していてちょっとでも違和感を感じた場合、そのハンドクリームの利用はやめるのが良いでしょう。
2. ベタつき感が強い:
またまた油分が問題となるのですが、ハンドクリームはテクスチャが重いものも多く、首に塗るとベタつきが残ったり、服についたりしてしまいます。またテカリが気になることもありますね。夏場など汗をかきやすい時期には不快に感じる方も多いかもしれません。
3. 効果の違い:
ハンドクリームは主に手の保湿と保護を目的に作られており、顔や首用のスキンケア製品とは配合が異なることがあります。
顔や首は年齢が出やすい部分なので、エイジングケアや美白成分など、首特有のケアを期待している場合、ハンドクリームでは十分な効果を得られないことがあります。
4. 香りが強い場合がある:
ハンドクリームには香りを楽しむために香料が含まれていることが多いですが、これが首のデリケートな皮膚には刺激となる場合があります。特に香りが強いものは、首に塗った後に鼻まで香りが届きやすく、不快に感じる可能性がありますので注意が必要です。
このようにデメリットも複数ありますので、販売側がハンドクリームの首への利用をおすすめすることはまずありません。
このブログを運営しているてんまん香粧薬房もハンドクリームを販売していますが、記事を書いているのは社員ではなく大ファンの私ですので、ちょっと好き勝手に書かせていただいていたりします💦
てんまんハンドクリームはテクスチャがめっちゃ軽いので首に塗っても気にならないんですよね…。
ハンドクリームを首に塗っている人の声
ハンドクリームを首に塗るメリット、デメリットを紹介しました。では、実際にハンドクリームを塗っている人たちは、どんな様子なのでしょう?
実践している人たちの声をいくつか集めたので、一つずつ見ていきましょう。
日焼け止めを塗る季節になり、何とか保てていた首のアトピー跡がまた乾燥で皮膚がペリペリ剥がれてきてしまったので、日焼け止めの前にハンドクリーム(優しい原料)塗ったら大丈夫だった
ハンドクリーム位の保湿力が無いと駄目なんだ…— か👊す👊み (@kasumi_no_2) April 28, 2024
こちらの方の場合は、アトピー肌でとてもお肌が弱い様子です。日焼け止めを塗る前に、肌の保護を目的にハンドクリームを首に塗るようにされています。
首!!大事よな!!
首のシワって年齢出るし。
残ってる市販のハンドクリーム首に塗るわ。ほんのりいい香りもまといそうだし。— Dalliijan (@dalliijan) February 25, 2024
この方は、使い残しのハンドクリームを有効活用するために、首に塗っている様です。また、ハンドクリームの香りを香水代わりに楽しんでいる様子です。
このように実践されている人たちの様子を知るのはとても参考になりますね。
探すとまだまだ出てきます。私だけでなく、ハンドクリームを首に使う人はかなり多いと思いますよ~。
ところで基本的な首ケアってどんなものだっけ?
首ケアも最近では様々な方法が生まれていますが、一般的なものを簡単にまとめておきますね!
1. 毎日のクレンジング
首も顔と同じように外部の汚れや汗、皮脂が付着するため、毎日のクレンジングが必要です。
- やさしく洗う: 顔を洗うついでに首も忘れずに洗いましょう。ゴシゴシこすらず、泡でやさしく汚れを落とすように心がけます。
- 専用のクレンジング剤: メイクや日焼け止めをつけた日は、首にもクレンジングを行い、しっかりと洗い流しましょう。
2. 十分な保湿
首の皮膚は薄く乾燥しやすいので、しっかりと保湿することが重要です。
- 保湿クリームの使用: 顔用の保湿クリームや、首専用のクリームを使って保湿しましょう。顔用のスキンケアを行う際に、首までしっかり伸ばしてケアすると効果的です。
- ボディローションやオイル: ボディ用の保湿剤を使って首全体に保湿を施すのもよい方法です。特に入浴後は肌が乾燥しやすいので、早めに保湿を行いましょう。
3. UVケアを怠らない
紫外線は首のシワやシミを引き起こす原因になります。首も顔と同様に日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
- 日焼け止めを塗る: 顔に塗る日焼け止めを首にも広げて、紫外線から肌を守ります。特にデコルテラインや耳の後ろも忘れずに。
- 日常的なUV対策: 帽子やスカーフを使って物理的に紫外線を防ぐのも効果的です。日差しの強い日には、首までカバーできるアイテムを活用しましょう。
4. 定期的なピーリング
古い角質がたまると、首の肌がくすんで見えたり、ざらつきを感じたりします。顔と同じく、首にもピーリングや角質ケアを取り入れることで、滑らかな肌を保てます。
- 優しいピーリング: 首の肌は薄いため、顔用のマイルドなピーリング剤を使用し、週に1回程度の頻度で角質を取り除くのが理想です。これにより、くすみが取れて肌が明るく見えます。
5. 適切な保湿マッサージ
首の筋肉をほぐしながら保湿することで、血行が良くなり、ハリと潤いのある肌を保つことができます。
- クリームやオイルを使ったマッサージ: 下から上に向かって、優しくリフトアップを意識しながらクリームやオイルでマッサージしましょう。耳の下から鎖骨に向けてリンパを流すようにすると、むくみ防止にも効果的です。
6. 姿勢を正す
猫背や前傾姿勢になると、首の皮膚にしわが寄りやすくなります。日常的に姿勢を意識することで、しわやたるみを防ぐことができます。
- スマホやPCの使い方に注意: スマホを見るときに首を前に突き出すと、しわができやすくなります。スマホやPCを目線に合わせるようにし、首をまっすぐに保つ姿勢を意識しましょう。
今回は、ハンドクリームで首をお手入れする方法について、詳しく解説しました。首は、顔に比べて皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部位です。また、肌が薄く、敏感な部位でもあります。
ハンドクリームで手のケアをするついでに、首も一緒にケアするのは手軽でいいのですが、場合によっては肌トラブルになることもあるので、様子を見ながら実践するといいでしょう。
年齢のサインが出やすい首を放置せず、若々しさを保つためにも適切なお手入れをしていきましょう。
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