日焼け止めスプレーを顔に使いたい!直接吹きかけてはダメなもの?
「日焼け止めスプレーって便利だけど、顔に直接かけても大丈夫なの?」そう思ったことはありませんか?
手の届きづらい背中や髪の毛にも使用できる日焼け止めスプレーって便利ですよね。外出先で手を汚さずに使えるというメリットもあります。
しかし、ほとんどの日焼け止めスプレーは、顔に直接スプレーしないようにとの注意書きがされています。
この記事では、顔に直接吹きかけてはいけない理由と、正しい使い方について紹介します。日焼け止めスプレーを活用し、紫外線から肌を守りましょう。
Contents
日焼け止めスプレーは顔に直接吹きかけちゃダメな場合が多い
日焼け止めスプレーは、顔に直接吹きかけないように注意書きがされていることが多いです。
理由は、3つ挙げられます。
- 吸い込んでしまうリスクがある
- 目に入ってしまうリスクがある
- 均一に塗布することが難しい
これらの理由から、顔へ直接スプレーをせずに、手にスプレーを出してから使用することが推奨されています。ちなみに、私がこの夏購入したスプレータイプの日焼け止めスプレーには、以下のように注意事項が記載されていました。
<ご使用法>
〇缶を上下に強く振ってからお使いください。
◯肌や髪から10~15cmくらいはなしてスプレーし、ムラなくのばしてください。
◯顔にお使いになる場合は、1度手のひらに出してから、少量ずつのばしてください。メイクの上からお使いになる場合も同様にお使いください。メイクがよれないようご注意ください。
◯日やけを防止するために重ねづけをしてください。※落とすときは、洗浄料やシャンプーなどでていねいに洗ってください。
<ご使用上の注意>
◇同じ箇所に3秒以上スプレーしないでください。凍傷などのおそれがあります。
◇顔への直接噴射、粘膜への使用は避け、除毛直後の肌には使わないでください。
◇換気のよい場所で使用し、直接吸入しないようご注意ください。
◇日焼け止め効果をたもつために、こまめに塗りなおしてください。
◇肌をタオルでふいたあとな素系ども、塗りなおしてください。
◇衣服につかないよう注意し、ついたときはすぐに洗剤でていねいに洗ってください。また、変色(着色)する場合がありますので、塩漂白剤は使用しないでください。
◇プラスチック製の小物、家具、床、ネイル、履き物などについた場合は、すぐにふきとってください。
◇高温の場所や日のあたる場所には、置かないでください。引用元:サンカットR プロテクトUV スプレー|Maison KOSE
直接顔にスプレーしてはいけない理由を、それぞれ詳しく紹介していきます。
吸い込んでしまうリスクがある
日焼け止めスプレーは、細かい霧状になっているため、意図せず吸い込んでしまう可能性があります。化学物質が含まれているため、呼吸器系に付着することで、喉の不快感や痛みを伴うリスクがあります。
目に入ってしまうリスクがある
霧状になっているミストは、目を閉じてスプレーをしたとしても、わずかな隙間から目の粘膜に付着するリスクがあります。また、しっかり閉じているつもりでも、スプレーする位置が合っているか目を開けてしまい、目に入ってしまう方もいるかもしれません。
私は数年前、説明書を確認せず、顔に日焼け止めを直接かけてしまいました。かける位置が合っているか心配で、少し目を開けスプレーしてしまったため、使用したあと沁みてかなり痛かったです。
私ほど不器用な人はいないかもしれませんが、注意していても直接顔にかけた拍子で、目に入る可能性はあります。直接スプレーせずに手で塗り広げる方が安全です。
均一に塗布することが難しい
スプレータイプの場合、スプレーしたあと塗り広げないとムラが発生します。原因としては、外でスプレーした際にミストが風に流されてしまうこと、使用感が軽くスプレーがかかったのがわからないことが挙げられます。
顔だけではなく、背中や全身においても、スプレータイプをかけるだけでは均一に塗布できません。対策を徹底するのであれば、塗り広げるのがおすすめです。
顔に日焼け止めスプレーを使う場合の正しい使用方法って?
日焼け止めスプレーの正しい使用方法を紹介します。
これで、ムラなく、安全に日焼け止めを塗ることができます。首も顔と同じように、手にスプレーしてから塗り広げましょう。
髪の毛にスプレーする際には、髪の後ろ側からスプレーをし、顔の方にかからないように注意してください。10から15㎝ほど話して円を描くようスプレーすると、ムラを防げます。
顔に直接使える日焼け止めスプレーもある
いくつか、顔に直接使える日焼け止めスプレーが販売されています。
- アンテリオスUVプロテクションミスト/ラロッシュポゼ
- 日焼け止めミスト/無印料品
- 紫外線予報 透明UVスプレー/石澤研究所
皮膚の専門家と共同開発された、敏感肌でも使える日焼け止めスプレーです。メイクの上から使えて、手で馴染ませる必要もありません。
アルコールフリーで、顔に直接スプレーできます。少しオイリーのため、状況によっては手で馴染ませる必要があります。
メイクキープ効果もあるUVスプレー。1歳から使える配合となっており、小さいお子さまにも使用できます。
これらは、顔に直接使えるように成分が調整されています。パッケージや注意書きに、顔に直接スプレーできます”と書いてあることを確認してから使ってください。
スプレータイプの日焼け止めは他のタイプのものと併用しよう
スプレータイプの日焼け止めは、クリームタイプやパウダータイプと組み合わせることで、さらに効果的に紫外線から肌を守れます。
例えば、メイク前にクリームタイプの日焼け止めを塗ってしっかりカバーした後、外出先でメイク直しをする際に、スプレータイプを使う方法がおすすめです。
スプレータイプは、重ねづけがしやすいため、メイクの上からでも日焼け止め効果を高めてくれるメリットもあります。汗ばむ季節でも、手軽に塗り直せるのもうれしいポイントです。
パウダータイプの日焼け止めと併用すれば、メイク崩れを防ぎながら、さらに日焼け止め効果を高めることもできます。日焼け止めスプレーは、他のタイプのものと組み合わせることで、より効果的に紫外線をカットできるでしょう。
日焼け止めスプレーは、
- 吸い込んでしまうリスクがある
- 目に入ってしまうリスクがある
- 均一に塗布することが難しい
これらの理由から、直接顔に使用することはおすすめしません。直接顔にスプレーできると説明のあるもののみ、顔に直接スプレーしましょう。
説明に、顔に直接スプレーしないように記載のあるものは、手にスプレーをして、手のひらに馴染ませてから抑えるように塗るのがおすすめです。
ぜひ注意事項を守って、日焼け止めスプレーを活用していきましょう。
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