日焼け止めって毎日使うもの?絶対に知っておきたい紫外線への考え方とは
あなたは日焼け止めを毎日、塗っていますか?
夏の日差しが強くなると、日焼け対策の意識が高まり、日焼け止めクリームを塗る方が増えると思いますが、それ以外のシーズンだとそこまで気にならない方も多いかもしれません。
結論からお伝えすると『日焼け止めは季節に関わらず毎日使った方が良い』とお考えください。でないと将来的に大変なことになるかもしれません。
さすがに毎日塗らなくてもよいのでは…。こう考えている方に向けて、今回は日焼け止めクリームの必要性と、毎日使い続けるとどんな効果があるのかについてお伝えしていきたいと思います。ぜひぜひ一緒に見ていきましょう!
Contents
日焼け止めって毎日使わないとダメ?
さてさて、繰り返しになりますが…
- 日焼け止めは毎日使うもの
こちらをあらためてこの記事の最大ポイントとしてお伝えします。
そのシンプルかつ最大の理由は紫外線から肌を守るためです。
紫外線はUVBとUVAの2種類があります。UVBは肌表面を炎症させてしまい、赤くなったりヒリヒリさせてしまいます。UVAは肌の奥深くまで届き、シミやシワ、たるみを引き起こします。日焼け止めクリームを塗ることで、その両方の紫外線ダメージから肌を守ることができます。
といっても冬なんかは紫外線が強くないのでは…と思う方もいるかもしれませんね。そのあたりを次の章で触れたいと思います。
日焼け止めを毎日使うべき理由
紫外線から肌を守るために日焼け止めクリームを塗るのはわかったけど、夏の日差しが強い時期だけでいいんじゃないと思っている方もいるでしょう。
曇っている日や、秋や冬は日焼け止めは必要ないと思われがちですが、そうではありません。毎日、日焼け止めを使った方がいい理由はこれです。
- 紫外線は一年中存在する
どういうことか、説明していきますね。
紫外線は一年中存在する
紫外線は目に見えません。だからこそ、日差しが燦々と降り注ぐことがなければ日焼け止めを塗らなきゃという意識は薄れるかもしれません。もちろん、季節によって変動はあります。とはいえ紫外線は1年中降り注いでいるんです。
気象庁は以下のように雲と紫外線について解説しています。
雲は太陽光を遮るため、雲量や雲の状態、つまり天気の変化も有害紫外線量に大きな影響を与えます。
天気がUVインデックスに与える平均的な影響を下図に示します。ここでは快晴の日のUVインデックスを基準とし、天気毎のUVインデックスの相対的な割合を示しています。晴れであれば、UVインデックスは、快晴の場合とほとんど同じです。また、ほぼ全天を雲が覆っていても、薄曇りの場合は、快晴時の約8~9割のUVインデックスとなりますが、曇りの場合は、快晴時の約6割となります。さらに、雨が降っている場合には、快晴時の約3割まで減ります。これらの値は、天気を見て、紫外線の強さの度合いを見積もる上でおおよその目安になります。なお、雲の状態によっては、雲が比較的多くても日射しを受けていれば、快晴の場合よりも大きいUVインデックスとなることもあります。引用元:雲と紫外線|気象庁
快晴時の紫外線の強さを100%とした時、曇りで80〜90%、雨で30%となります。天気が悪くても、紫外線は降り注いでいるんだったら毎日、日焼け止めを塗る必要性が高まりますよね。
毎日紫外線から身を守ることでの効果
季節や天気に関係なく降り注ぐ紫外線から身を守ることが必要ってことがわかりましたね。続いて、毎日、日焼け止めを塗ることで得られる効果について、具体的に触れておきましょう。
順にみていきましょう。
老化の予防になる
毎日、日焼け止めを塗る最大の目的は老化予防です。紫外線ダメージはジワジワと肌にダメージを与えて、シミやシワ、たるみを引き起こします。
シミやシワ、たるみができてしまうと老けた見た目になってしまいます。わたしは肌の老化を少しでも遅らせるために、日焼け止めを年中、欠かさずに塗っています。
ちなみに、若い内は日焼けしてもすぐにシミになるということは少ないです。恐ろしいのはそのダメージが数年から数十年後にシミとして返ってくること。「前大丈夫だったから…」と考えると恐ろしいことになる。それくらいリスクがあると考えていただくのがベターだと思っています。
皮膚がんのリスクを下げる
紫外線を浴び続けると、日焼けだけでなく、皮膚がんのリスクもあります。
紫外線がわたしたちに及ぼす最も大きな影響として日焼けが挙げられます。日焼けにより皮膚の細胞膜が傷つけられ、長年にわたり強い光を浴び続けると、皮膚の弾力性が失われ、シミ・シワ・イボが目立つようになります。
これが光老化といわれる現象で、がんの発症因子と考えられます。また紫外線によって皮膚の免疫力も著しく損なわれ、皮膚がんが発生してもそれを抑えられないことも問題です。
紫外線により皮膚に好発するがんには、基底細胞がん、有棘細胞がん、黒色表皮腫(メラノーマ)があり、最も多いがんは基底細胞がん、次いで有棘細胞がんです。いずれも患者さんの半数以上が高齢者で、皮膚がんの発生には生涯浴びる紫外線量が関与しています。引用元:紫外線と皮膚がん|前橋市医師会
昔に比べて、紫外線の降り注ぐ量が増えているといわれているので、毎日、日焼け止めを塗って、皮膚がんのリスクも減らしましょう。
単純に肌質が保てる
日焼け止めを塗ることで、肌をいい状態にキープすることもできます。
ただ単に日焼けを予防するだけでなく、使い心地の質感、スキンケア効果などにこだわった高機能な日焼け止めが販売されているので、自分の肌質に合ったものを選べるといいですよね。
わたしは、ファンデーションの下地として、日焼け止めを選んでいます。
日焼け止めを使う時の注意点
日焼け止めを毎日使う必要性が高まってきましたか?次は、日焼け止めを使う際の注意点についてお伝えします。
ポイントは3つあります。
- 「外出しない日も塗る」
- 「均一にムラなく、たっぷり塗る」
- 「こまめに塗り直す」
まず、室内には紫外線が注がれないかといえばそんなことはありません。窓際などでは紫外線ダメージは受けるものと考えて、朝の洗顔と一緒にみたいなイメージで日焼け止めを塗る習慣を作っておくのが好ましいです(次の章で少しだけ掘り下げておきます)。
そして、日焼け止めを塗る時はムラは厳禁。ダメージカットそのものがまばらになってしまうので、均一に塗りましょう。量をケチるのも避けた方が良いポイントです。手持ちの日焼け止めの推奨量を塗りましょう。
あとは日焼け止めは塗りなおしが肝心というのもポイントですね。効果は徐々に薄れてきます。特に汗をかいたりすると成分が汗と一緒に流れ落ちてしまいます。状況に応じてこまめに塗りなおすこと。ここも意識してください。
実際、わたしも上の3つのポイントを意識するようになって、ほぼほぼ日焼けしなくなり、年中、肌の白さをしっかりとキープできています。
【おまけ】室内でも日焼け止めは利用しよう
毎日、日焼け止めを使った方がいいのはわかったけど、家の中や室内にいる時は塗らなくてもいいと思っていませんか?
実は、室内にいても、紫外線は窓を通過します。油断できませんね。窓の近くで作業していると、知らず知らずの内に紫外線を浴びているなんてことになります。
また、家の中にいる時、洗濯物を干したり、ベランダに出たりと少しの時間、外に出る時に、紫外線に当たることになります。家の中、室内にいる時も日焼け止めは塗った方がいいですね。
今回は、日焼け止めクリームの必要性、毎日使い続けるとどんな効果があるのかについて、紹介しました。
日焼けはシミやシワ、たるみなど肌の老化を進めてしまいます。一度、老化した肌を再生させるのは難しいことなので、老化を予防することが大切です。
わたしは少しでも老化を遅らせたいのでこれからも毎日、そして年中、日焼け止めを欠かさずに塗っていこうと思います。
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