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エビの尻尾はゴキブリと成分が一緒?噂をガッツリ掘り下げてみたよ

エビ

私はエビは基本的に尻尾まで食べる派です。特にエビフライの場合はあのサクサク感がたまりません。

ただ、ここ10年ほどで「エビの尻尾はゴキブリと成分が一緒」なんていう噂を聞く機会が増えてきたように思います。自分はさして気にはしていないんですが、昔、友人がわざわざ食事中にこの話を出してきて、ちょっとイラっとしちゃうことがあったんですよね…。

そんな友人にあっと言わせてやろうと、噂の出どころや理由を数年前に調べ上げたことがあります。その友人はなぜかそれ以降、この話をしてくれないのですが(笑)

そんなことを思い返しつつ、今回はエビの尻尾はゴキブリと成分が一緒という噂について、あれやこれやと特集してみたいと思います。

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エビの尻尾はゴキブリの成分と同じなのか?

疑問

エビの尻尾がゴキブリと成分が一緒なのか、その答えからお伝えすると成分は一緒です。もっといえば、エビの尻尾とゴキブリの羽の成分が同じなんですよ。

ゴキブリの成分をまずは知ろう

ゴキブリの羽は主にキチン質という成分で出来ています。このキチン質はゴキブリだけでなく、昆虫の外骨格にもよく見られる成分です。ゴキブリの羽根を強固にし、光沢を与えているのもキチン質による働きです。

エビの尻尾に共通する成分はある?

エビの尻尾もゴキブリの羽とおなじキチン質が主成分となっています。エビのほかカニなどの甲殻類の殻もキチン質が豊富に含まれています。

それこそ、地球上で作られるキチンの量は年間1,000億トンにもなるそうで、それくらい色んな生物に含まれているんですよ。

キチンは、エビ・カニなどの甲殻類や昆虫類などの外骨格(殻)の主成分ですが、カビ・キノコなどの細胞壁などにも含まれており、強度成分としての機能を担う難分解性の高分子多糖です。その構造は、N-アセチルグルコサミン(アミノ糖の一種)が鎖状に数百から数千もつながった非常に長い構造をしています。甲殻類や昆虫類が属している節足動物は、地球最大の動物群であることから、キチンは植物細胞の細胞壁成分であるセルロースに次いで豊富に存在する生物資源であり、地球上で合成されるキチンの量は1年間で1,000億トンにもなると推計されています。
引用元:固いカニ殻の主成分キチンを分解する酵素の構造解析|JAXA

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キチン質が共通するのが噂の理由!だから何?という話

冷やしたエビ

ということで、エビの尻尾とゴキブリの羽にはどちらもキチン質という成分が含まれています。

敢えてゴキブリだけを出すと抵抗感が生まれるかもしれませんが、そもそも昆虫、甲殻類のほとんどが持つ成分であり、決して食べられないものではありません。何なら身体に凄くよい成分であるとすら言われています。

決して汚いものではない。そこがやっぱりポイントとなりますね。

食べたからといって汚い訳ではない

エビの尻尾とゴキブリの成分は一緒ですが、食べても汚いわけではありません。もちろんエビの尻尾を食べたからと言って、ゴキブリを食べたことにはなりません。

ゴキブリが不潔の象徴みたいに言われるのは、キチン質が含まれているかではなく、下水や排水溝などの不衛生な場所を通ることが多いので、体に雑菌、ウィルスが付着していることがほとんどだからです。

したがって、エビの尻尾とゴキブリの成分が一緒というのはある種の叙述トリックみたいなものなんですよね。

いわば単なる言葉遊びなので、気にしすぎる必要はないでしょう。もちろんエビの尻尾にも汚れはついていることもあるので、しっかりと洗ってから調理することは大切です。

そもそもエビの尻尾は食べられるのか?

エビの尻尾は食べられます。

エビの尻尾にはタンパク質やカルシウム、アスタキサンチン、そしてキチンなどの栄養素が含まれています。特に食べることができない成分は含まれていませんので、食べても問題はないんですよ。

ただし、生のものについては食感的に食べることは難しいでしょう。カリカリに焼いたり揚げたりする。そうしてようやく食べられるものと考えてくださいね。

また、汚れが尻尾の中の水に入っていることがあります。自宅で食べる場合は、下処理の段階で包丁などを使って扱き出すようにしましょう。

エビの尻尾を食べることのメリット

エビの尻尾には栄養が豊富に含まれているので体にとってはメリットがたくさんあります。ゴキブリと同じ成分であるキチン質は血圧の上昇を抑えたり、コレステロール値を正常に保つ働きがあるため、高血圧や高コレステロールでお悩みの方にはエビの尻尾を食べるのはおすすめです。

その他、ビタミンB12やタウリンなども多く含まれているとされ、貧血予防効果も期待できるんですよ。まあ食べるのはごくごく少量ではありますけどね。

エビの尻尾の細かい栄養成分も知っておこう

エビの天ぷら

エビの尻尾はキチン質以外にもたくさんの栄養が含まれています。ここではエビの尻尾の栄養成分について詳しく解説します。エビの尻尾に含まれている主な栄養成分は次の3つです。

  • タンパク質
  • アスタキサンチン
  • カルシウム

以下でそれぞれ説明していきます。

●タンパク質

エビの尻尾はタンパク質のアミノ酸が含まれていて、リジン、イソロイシンという必須アミノ酸が非常に豊富です。

<リジン>
リジンは免疫力を高め、筋肉組織の修復や骨の健康の維持に欠かせない栄養素

<イソロイシン>
イソロイシンは、肝機能の強化、血管拡張作用、筋肉の成長と回復を助け、疲労回復の効果があることがわかっている。

このアミノ酸は体内で生成できないので、食事から摂取する必要があります。エビを食べるときは尻尾まで食べることで、これらのアミノ酸を摂取することが出来ます。

●アスタキサンチン

エビの尻尾にはアスタキサンチンが豊富に含まれています。アスタキサンチンは強い抗酸化作用があり、老化防止効果があります。その効果は脳にまでおよび、脳の老化防止、脳梗塞や脳血栓などの予防効果が期待できます。

アスタキサンチンは尻尾や殻に大部分が含まれているので、尻尾まで食べることにはメリットの方が大きいです。

●カルシウム

骨や歯の健康に欠かすことの出来ないカルシウムもエビの尻尾には豊富に含まれています。エビに含まれるカルシウムのほとんどは尻尾や殻にあります。


エビの尻尾とゴキブリの羽の成分は一緒です。噂は本当ですが、ただ成分が同じというだけで、ゴキブリが混ざっているわけでもないので、食べても全く問題はありません。

むしろエビの尻尾にはアミノ酸など栄養が豊富に含まれているため、せっかくエビを食べるなら、尻尾まで食べたほうが栄養をたっぷりまるごと摂取できますよ~。

とはいえ、消化によい食べ物というわけではないので、何十個もわざわざ集めて食べるようなことは避けるのが懸命です。あくまでもエビを食べるときに一緒に食べれる嬉しい部位くらいの感覚が大切だと考えてくださいね。

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この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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