ロウバイの香りをひと言にすると?その魅力と一緒にご紹介

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ロウバイの香りと聞いて皆様はすぐにその香りを思い浮かべることができるでしょうか。

私は昔からの香水好きなのでサッとイメージできるのですが、私のパートナーなんかはピンと来ていませんでした。

実はこの植物、公園や寺院など身近な場所にも咲いていて結構身近な香りだったりするんです。写真を見てみると、「これがロウバイだったのか」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

香水ではお馴染みの香りなので香水ファンには馴染み深いかもしれません。ただ、そうでない場合はもしかしたら初めての香りかもですね。このロウバイ、ごくたまにメールで「どんな香りか教えてください」と問い合わせがあることがあります。実物を嗅いでもらえるわけではないので、これが中々難しいんですよね💦

そんな問い合わせがあった時にパッとこのページをご紹介できるように、今回はロウバイの香りをひと言で表すとしたらをテーマにお届けしたいと思います。

ロウバイの香りってどんな香り?

ロウバイ3
上の画像がロウバイです。どんな香りがするのでしょう?一言で表すとすれば…

「上品な甘さと石鹸のような清潔感が調和した香り」

と言えると思います。

実際に嗅いでみると、甘くて芳醇な香りに混じって石鹸のような爽やかで清潔感のある香りもします。重すぎない甘い香りは、まるで寒い冬から春にかけての明るくワクワクした気分を表現してくれているよう。

また、冬を代表する芳香花木としても有名なロウバイの香りは、他の花と比べても香りがしっかりしていることも特徴です。甘いだけでなく爽やかで清潔感も感じられる香りなので、男女問わず広く好まれる香りだと思います。

香り以外にも魅力ってある?

ロウバイ2
ロウバイの魅力は香りだけではないんです。香り以外の魅力もみてみましょう。

春を感じさせる早咲きの花

12月から2月という厳しい冬の寒さの中で咲くのがロウバイ。春を感じさせるロウバイの黄色い花弁は、貴重な冬の彩りとなり私たちの心を和ませてくれます。

特徴のある黄色い花弁

ロウバイは花弁の形が少し変わっています。花弁がまるでロウでコーティングされているような質感をしているんです。少し乳白色がかった鮮やかな黄色がとても可愛らしく、他の花とは一味違う魅力があるんです。

様々な種類がありバリエーションを楽しめる

ロウバイには様々な種類があります。ソシンロウバイ、コウバイ、シナロウバイなどが代表的。それぞれ花の色や形、香りも違うので比べてみるのも楽しいです。

丈夫で育てやすい

ロウバイは 寒さに強く育てやすいので、日当たりと水捌けの良い場所で育てれば初心者でも比較的簡単に栽培することができます。

ロウバイの香りはこんなものに活用される

フレグランス
ロウバイの上品な甘さと爽やかさを感じる香りは、男女問わず多くの人に好まれるため様々なものに活用されています。

一体どのようなものに活用されているのでしょう?

  • 香水
  • ロウバイの香りをベースにした香水が作られています。春らしい爽やかな香りとして人気があります。

  • アロマテラピー
  • ロウバイのエッセンシャルオイルはリラックス効果やストレス軽減に効果が期待できるといわれており、アロマテラピーに利用されることもあります。

  • 料理
  • デザートや和菓子などの一部の料理ではロウバイの花を飾り付けや香り付けに使用することがあります。

  • お茶
  • ロウバイの花を乾燥させて香り豊かなお茶として楽しまれることもあります。香りを楽しむだけでなくリラックス効果も期待できますよ。

自宅で育てるなら知っておきたいこと

庭仕事をする女性
甘い香りと特徴的な黄色い花弁が冬の庭に彩りを添えてくれるロウバイ。見た目も可愛らしく香りも良いので、自分でも育ててみたい!と思われる方もいらっしゃると思います。

自宅での栽培は難しいのかな?と私も思っていたのですが、実はロウバイは寒さにも強く育てやすいので初心者の人でも栽培しやすいんです。

ただ、育てる際にいくつかの注意点もあります。知っておきたいポイントを見てみましょう。

日当たりと水はけ

ロウバイは日当たりと水はけの良い場所で育てる必要があります。日当たりが悪いと花付きが悪くなり、水はけが悪いと根腐れを起こす可能性があります。

剪定

ロウバイは、春の花が終わった後に剪定を行います。剪定することで、樹形を整え、風通しを良くし、次の年の花芽を育てることができます。

肥料

成長期には適切な肥料を与えましょう。肥料は、有機肥料や緩効性肥料を使用するのがおすすめです。

病害虫

ロウバイは、カイガラムシやハダニなどの病害虫が発生しやすいです。病害虫を見つけたら、早めに駆除しましょう。

鉢植えの場合

ロウバイを鉢植えで育てる場合は、2〜3年に1回程度、鉢植え替えが必要です。鉢植え替えの時期は、3月〜4月頃が適しています。


ロウバイは、香り、見た目、育てやすさ、全てにおいて魅力的な花です。

甘いだけでなく清潔感もあるのがロウバイの香りの特徴。香りだけでなくロウでコーティングされたような特徴的な黄色い花弁は、春の訪れを感じさせ、気持ちも明るく元気にしてくれるはず。

初心者でも育てやすいのでぜひご自宅で育てて、春の訪れを香りと共に楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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