米ぬかパックには注意が必要?その危険性を特集します!

米ぬか

美肌効果のある米ぬかパックは、天然素材を使った魅力的なスキンケア方法です。普段の化粧品だけでは補えない肌のケアが期待できます。

一方で、「米ぬかパックを使ってみたいけど、肌荒れしたらどうしよう」と使用をためらっている方もいるのではないでしょうか?

効果があると聞いても、顔に使うものには気を使いますよね。

米ぬかパックは、自分で作ることができる手軽な化粧品である一方で、正しく使わないと皮膚トラブルが起こる可能性があります。だからこそ危険性を把握して、適切に使用しましょう。米ぬかの効果をより感じられますよ~。

この記事では、米ぬかパックを使用する際の危険性について説明していきます。合わせて実際にどんな効果があるの?というところも紹介していきますので、ぜひぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

米ぬかパックの効果は期待大!ただし危険性に目を向けておく必要も

肌荒れを気にする女性
米ぬかは、美肌に効果的な成分を豊富に含む天然素材で、自宅でも作れる手軽さがありますが、危険性もはらんでいます。知らずに使って後悔しないように、以下に危険性を6つあげました。一緒に確認していきましょう。

米ぬかっパックの危険性
  • 毎日やるとターンオーバーの妨げに
  • 湿度に弱くカビが発生しやすい
  • 残留農薬に注意が必要
  • 敏感肌の人は肌荒れを起こす可能性も
  • アレルギー反応の可能性も
  • 排水溝が詰まる危険もある

どれも対処法を知っておくと、パックを効果的に使うことができます。さっそく見ていきましょう。

毎日やるとターンオーバーの妨げに

毎日の米ぬかパックは、肌に負担をかけ、自然なターンオーバーを妨げてしまいます。米ぬかに含まれるオリザノールには、血流促進作用があるため、このターンオーバーを促すことができます。

しかし、毎日やることで皮膚の表面に未熟な細胞が押し上げられてしまい、肌のバリア機能が低下し、本来皮膚の持つターンオーバーの機能を低下させてしまいます。ターンオーバーの妨げにならないように、使う頻度は週2回程度にしましょう。

湿度に弱くカビが発生しやすい

米ぬかは、もともと湿気を多く含むにもかかわらず、湿気を吸収しやすい性質があり、カビの発生がしやすいです。開封後、保管場所に注意しましょう。

長期の保管は避け、すみやかに使い切ることで防ぐことができます。その際に、使う頻度が多くなったり、日付の経過したものを使用したりすることがないようにしましょう。

残留農薬に注意が必要

米ぬかは米を精米した時に出るものです。農薬を使った米から出た米ぬかには、農薬が残っている可能性があります。肌に使用すると刺激により肌荒れを引き起こします。

有機栽培や無農薬の米ぬかを選んで使用してください。

敏感肌の人は肌荒れを起こす可能性も

敏感肌の人の多くは角質層が薄いため、パックするときのちょっとした摩擦が原因で、肌荒れを引き起こす可能性があります。さらに、パックに含まれる成分が皮膚に合わないということもあります。他の化粧品で肌荒れしたことがあるという方は注意が必要です。

アレルギー反応の可能性も

米ぬかは、厚生労働省が指定するアレルギー物質27品目には含まれていませんが、アレルギー反応を引き起こす可能性は完全には排除できません。

また、米ぬかパックは小麦を混ぜて作成するため、小麦アレルギーを引き起こす可能性があります。必ず、体の皮膚の薄い二の腕や太ももに塗って、痒みや赤みが出ないことを確認して使用しましょう。

排水溝が詰まる危険もある

米ぬかはかなり細かい粉状です。パックしたあとの状態で流すと、水道管が詰まる危険があります。流す前にある程度拭き取ることが大切です。排水溝が狭かったり、もともと流れが悪いというときは少量でも注意してください。

※最近は米ぬか洗顔も話題です。ぜひ合わせてチェックしてみてください

米ぬかパックのメリット

肌に触れる女性
ただし、米ぬかは危険性だけでなく、肌によい有効成分も含まれており、様々なメリットがあります。ここでは、5つ紹介していきます。

  • 美肌効果がある
  • 美白効果
  • 保湿効果
  • 肌荒れ防止作用がある
  • しみ、しわ、たるみの予防になる

美肌効果

米ぬかに含まれるポリフェノールは、酸化を防ぎ、肌の老化を予防します。これにより、乾燥肌や肌荒れを防ぎながら、肌の若々しさを保つことができます。

美白効果

米ぬか特有のポリフェノールであるオリザノールという特有の成分がメラニンの生成を抑制し、血行を促進します。シミを予防し、ターンオーバーを活性化させるため、肌のトーンアップが期待できます

保湿効果

植物性セラミドとアミノ酸の効果により、肌のバリア機能を強化し、水分バランスを整えます。これにより、花粉やエアコンの影響から肌を守り、乾燥を防ぎます。

肌荒れ防止

ビタミンB群には、ホルモンバランスの乱れを調整し、肌の健康を保ちます。セラミドやオリゾノールの保湿作用と抗酸化作用が組み合わさることで、肌荒れを防ぎます。

しみ、しわ、たるみの予防になる

オリザノールは、酸化を抑制するだけではなく、原因となる活性酵素を除去するためしみやしわ、たるみを予防します。また、紫外線の吸収効果もあり、しみの原因であるメラニンの生成を抑えるため、しみの予防にも効果的です。

これらのメリットにより、美肌効果が期待できます。肌の悩みに合わせて適切に使用し、その効果を実感してみてください。では、実際に使い方を紹介していきます。

米ぬかパックのやり方をご紹介

パック
米ぬかパックのやり方を、簡単5STEPで紹介します。

  1. 材料を集める
  2. 米ぬかを塗る前に洗顔をする
  3. 米ぬかを塗る
  4. 5分ほどパック(5分以上は米ぬかには水分が取られて乾燥するため注意)
  5. ぬるま湯で流す

それぞれ具体的に紹介します。

  1. 材料を集める
  2. 米ぬかは、市販されている米ぬかに、水、小麦を混ぜて作ります

  3. 米ぬかを塗る前に洗顔をする
  4. 米ぬかの成分を浸透させるために、事前に洗顔をし、毛穴汚れなどを落とした清潔な状態にしましょう。

  5. 米ぬかを塗る
  6. さっそく、顔に塗っていきます。その際に、皮膚の薄い目の周りと口の周りには、塗らないように注意してください。

  7. 5分ほどパック
  8. 目安は5分です。パックの水分が蒸発し、肌の水分がとられてしまうため、長時間の使用は避けてください。また、”なんだかかゆいかも”というときも、時間を待たずして流してしまってください。

  9. ぬるま湯で流す
  10. 軽く拭き取ってからぬるま湯で流しましょう。お湯の温度が高いと乾燥の原因となりますので、注意してください。

材料さえ揃えれば、家で簡単にパックができます。


米ぬかには、こんなに多くの有効成分が入っていて、美肌効果は絶大です。健康な肌を維持するためにも、ぜひ使ってみてください。

一方で、危険性も知っておくことも大切です。

注意する点
  • 毎日のパックはターンオーバーの妨げになるため週2回ほどに
  • 湿度に弱くカビが発生しやすいため管理に注意
  • 残留農薬に注意が必要
  • 敏感肌の人は肌荒れを起こす可能性も
  • アレルギー反応の可能性も、パッチテストをしてから使いましょう
  • 排水溝が詰まる危険もあるため、流す前に拭き取りを

これらに注意して、効果的に使用しましょう。

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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