黒にんにくは夜食べるのがベスト？理想的な摂取タイミングとメリット・注意点をご紹介
黒にんにくは、白いにんにくが熟成されたにんにくで、栄養価が高く健康効果が期待されています。また、食べるタイミングを意識することで、疲労回復や美容効果が増すとされています。
健康のために私も黒にんにくを取り入れていますが、香りもありますし食べる量は決して多くはありません。だからこそいつ食べるかという点にずっとこだわってきました。
朝がよいのか、昼なのか、はたまた夜がよいのか、限られた摂取タイミングに対してベストを求めてあれこれこれやリサーチをし続けていますので、そのポイントをシェアさせていただきますね。
一般的には黒にんにくは夜に食べるのが良いとされていますが、はたしてそれは本当でしょうか。黒にんにくを夜に食べるのが効果的なのか、ベストなタイミングとその効果についてお話していきます。ぜひぜひ最後までお付き合いください💪
Contents
黒にんにくはいつ食べるのがベスト？
黒にんにくは栄養豊富ですので、食べるタイミングに限らず美容や疲労回復効果に期待は持てはします。
ただ、夕食や寝る前に食べることでよりその効果が高まるといわれています。
というのも体のメカニズム上、黒にんにくに特にサポートを期待する肌のターンオーバー、疲労回復は睡眠中にこそ最大化されるからです。
その時間に合わせて栄養素を摂取しておくことで、同じ栄養でもより有効活用できるという訳ですね。だからこそ夜に黒にんにくを食べるのがベストということになります。
黒にんにくを夜に食べることで得られる効果
ということで、私にとって黒にんにくを食べるベストな時間は夜。特に夕食時か寝る前です。
これを前提に、黒にんにくを夜に食べることで期待できる具体的な健康効果やメリットについてここで説明していきます。
- 美容効果
- 疲労回復効果
- 口臭の心配が少ない
黒にんにくを夜に食べる効果、またはメリットは上記の3つだと考えています。
それぞれ1つずつ掘り下げていきましょう。
黒にんにくの美容効果
黒にんにくにはポリフェノールが豊富に含まれています。このポリフェノールは活性酸素を除去して肌の細胞の老化を防止する働きがあります。美容には欠かせない成分です。
しかしポリフェノールの効果は長く持続しません。肌は睡眠中のターンオーバーにより修復するので夜に食べることで肌を修復する働きを高め、老化防止効果が期待できます。肌細胞の老化を防止する働きがあります。
アオハルクリニックの小柳えりこ院長のコラムを1つご紹介しましょう。
「体内時計を司る時計遺伝子は、ケラチノサイト（表皮の大半を構成する角化細胞）や、コラーゲンやエラスチンなどの結合組織を作り出す線維芽細胞、皮脂腺細胞にもあり、皮膚のターンオーバーは夜中に最も活発です※2。つまり睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが正常でない状態が固定化し、エイジングにも関わってくるというわけです。これを防ぐには、適切な時間にしっかり睡眠時間を確保する必要があります。最低7時間は眠ること、また、深夜0時～3時の間の深い眠りも肌の正常な代謝サイクルにとって重要です」と小柳先生。
このとおり、皮膚のターンオーバーは夜中に活発になり、睡眠中に進んでいきます。このターンオーバーをしっかりとサポートするために、黒にんにくを夜に摂取するのがよいというわけですね。
ということで、美肌のための美容効果をより高めるために、夜に黒にんにくを食べるようにすることをおすすめします。
黒にんにくの疲労回復効果
1日の疲労もやはり夜の睡眠によって回復します。
しかし、睡眠だけでは十分に回復できない場合もあり、食事から適切な栄養素を摂取することで、より効率的に体をリカバリーさせることができます。その点において、黒にんにくは非常に優れた食材のひとつだといえます。
特に黒にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1は、疲労回復をサポートする重要な成分です。
- アリシンは、にんにく特有の成分であり、体内でエネルギーを生み出す働きを活性化させる。エネルギー不足による疲れを軽減し、体のだるさを解消するのに役立つ
- ビタミンB1は、「疲労回復のビタミン」とも呼ばれ、糖質を効率よくエネルギーに変換する役割がある。不足すると疲れやすくなるため、十分に補うことが重要である
これらの成分は、それぞれ単体でも疲労回復に役立ちますが、 アリシンとビタミンB1が結びつくことで「アリチアミン」という成分が生成され、体内への吸収率が大幅に向上します。
その結果、より持続的にエネルギーを作り出し、翌日に疲れを持ち越しにくくなる効果が期待できます。
また、黒にんにくは熟成過程でポリフェノールやS-アリルシステインといった抗酸化成分も増えるため、細胞のダメージを抑え、疲れの蓄積を防ぐ 働きもあります。これにより、単なるエネルギー補給だけでなく、 疲労の根本的な改善にもつながる と考えられます。
このような効果から、黒にんにくを夜に食べることで、睡眠中に体のリカバリーが促進され、翌朝の目覚めがスッキリしやすくなるのです。慢性的な疲労を感じる人や、日中の活動量が多い人には、夜の黒にんにく摂取がおすすめですよ～。
黒にんにくは口臭の心配が少ない
黒にんにくは通常のにんにくよりも匂いが少ないです。
それでも朝に食べるとやはり多少は気になるもの。他の人が気付かずとも、自分が気にするのが嫌なんですよね…。これもまた私が黒にんにくを夜に食べる理由です。
夜に食べて、歯を磨く。そして朝にまた歯を磨いてマウスウォッシュをする。これで匂いが気になったことは自分としてはありません。この意味でも夜というのは良いタイミングだと考えています。
もちろん他のメリットの方が理由としては大きいですけどね。
黒にんにくを夜に食べる際の摂取方法と摂取量
夜に黒にんにくを効果的に摂取するための食べ方やタイミングについて説明していきます。
まずは摂取方法ですが、黒にんにくは白いにんにくと比べて刺激も弱いため、薄皮をむいてそのまま食べることが出来ます。加熱せずにそのまま食べましょう。薄くスライスして食べてもOKです。
黒にんにくを夜に食べる際の注意点と副作用
摂取量や体質によっては黒にんにくを食べることで副作用が出ることがあります。
以下のポイントに注意しておきましょう。
- 胃腸への負担がある
- 口臭・体臭の問題が出ることがある
- 血圧が下がりすぎる可能性がある
- アレルギー反応がある可能性がある
- 薬との相互作用の恐れがある
上の3つについては食べる量、食べるタイミングの問題だといえます。
胃腸への負担を軽減するために、空腹時ではなく、食後や夜に摂取しましょう。
量については先ほどもお伝えしたとおり1日1～2片が好ましいです。これによって胃腸への負担、口臭体臭、そして血圧低下への影響を少なくできますよ。
アレルギー、薬との相互作用については人によるものです。にんにくにアレルギーを持っている人はもちろん避けるのがよいですが、そうでなくとも体に異変を感じたらすぐに医師に相談しましょう。また、抗血栓薬（血液をサラサラにする薬）や降圧薬とは相性が悪いので、こうした薬を飲んでいる人も医師に相談するようにすることが大切です。
このあたりはより詳しく以下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
黒にんにくは、夜に食べることで美容や疲労回復に効果的な健康食品です。適量を守りながら、自身の体調と相談しつつ、効果を最大限に引き出す食べ方を実践しましょう。
味も甘くて食べやすく少量であればカロリーも高くないので夜でも気にせずに食べることが出来ます。出来れば毎日続けて食べるようにしてみてください。
薬剤師監修監修ではなく、薬剤師自身が商品開発＆販売を手掛ける長崎市のてんまん香粧薬房はオンラインショップも大好評運営中！米ぬかや日本酒などなど、発酵食品や穀物を活用した日本食シリーズのハンドクリーム、化粧水や乳液、日本ならではの植物にこだわった養生アロマ等、厳選した商品を商品を取り揃えています。
実はこのサイトはてんまん香粧薬房の大ファンである私、藤田が代表の大嶋に掛け合ってスタートしたメディア。ひとりのファンとして、ぜひ一人でも多くの方にまずは一度だけでも試して試してもらいたいと奮闘しています。
ちなみに私のイチオシは日本食ハンドクリーム。強烈なサラサラ感があるにも関わらず強い保湿力が魅力のリピート必至な商品です！
この記事へのコメントはありません。