ハッカ油をお風呂に入れるのは危険?正しい使い方を一発チェック
スーッと爽快な香りのハッカ油は、暑い時期も清々しい気持ちにしてくれると人気です。このハッカ油は「ハッカソウ」というミントを乾燥させて抽出した植物油で、リラックスしたい時に良いと言われています。
それなら、お風呂に入る前にハッカ油を加えれば、さらに爽快で快適なのでは?と試してみたくなりますよね。しかし、ハッカ油をお風呂に入れると危ない場合もあるんです。
実は私も何度か痛い目にあったことがあったりします…。
そうしたところを思い返しつつ、今回はハッカ油をお風呂に入れるのは危険なのか、正しい使い方などを解説していきます。
Contents
ハッカ油風呂は基本的には危険ではない!しかし…
結論から言うと…
- ハッカ油をお風呂に入れても危険ではない
こうなります。
ハッカ油をお風呂に入れると、清涼感を感じられて夏場は特に気持ちよく感じやすいです。
私も以前、試したことがありますが少量でも驚くほどミントの香りがして、お風呂上がりもサッパリすることができました。しかし、もし誤ってハッカ油を湯船にドババっと入れてしまうと、危険な可能性が出てくるので注意してください。
具体的に、どのような危険が出てくるかというと、
- 皮膚刺激や粘膜刺激のリスクがある
- 過剰に使用すると皮膚や粘膜に刺激を与える可能性がある
- ハッカ油の添加により浴槽や床が滑りやすくなる可能性がある
- 強い香りが感覚過敏を引き起こす可能性がある
このような4つの症状がでてくることが考えられます。
※お風呂に入れる場合以外の禁忌やデメリットについては以下の記事も合わせて参考にしてください
ハッカ油風呂の正しい作り方
ハッカ油風呂は、入れる量が多いと危険な可能性があることが分かりました。しかし、作り方さえ間違えなければ、涼しげなハッカ油風呂が楽しめます。
では、ここからはハッカ油風呂の正しい作り方を紹介していきます。
まずは1滴から
ハッカ油風呂を作りたいと思ったら、まずは1滴から始めてみましょう。船に1滴垂らすだけでも、ミントのような香りがして、スーッと清涼感も感じられます。
しかし、暑い日が続くともっと涼しげにお風呂に入りたい人も多いですよね。その場合は、3〜5滴と量を増やしていってください。
5、6滴までは大丈夫なので、自分に合う量を見つけて、それ以上は入れないように気をつけてくださいね。
お風呂をしっかりと混ぜよう
自分が快適に入れる適量を入れたら、今度はしっかりお風呂を混ぜましょう。ハッカ油は、その名の通り「油」なのでお湯に垂らしただけでは、表面に浮かぶだけで混ざり合うことはありません。
そのまま入浴してしまうと、直接ハッカ油が肌に触れて刺激を生む可能性があります。肌への刺激を減らすためにも、ハッカ油を入れた後はよくお風呂をかき混ぜてくださいね。
この、たった2つの工程だけで入浴中も湯上がりもどちらもサッパリと過ごせるハッカ油風呂が作れます。
混ざりにくいと感じた時は、重曹・塩・キャリアオイルに混ぜてからお風呂に入れると、お湯と混ざりやすいのでおすすめです。
ハッカ油をお風呂に入れすぎた場合はどうすれば?
ハッカ油をお風呂に入れすぎてはいけないと分かっていても、うっかりこぼしてしまった…なんてことが起こる可能性もあります。そんな時、どうにかして元のお湯に戻すことはできないのか気になりますよね。
残念ながら、ハッカ油のメントール効果は強力でお湯を足したり追い焚きしたくらいでは、変化を感じません。
ハッカ油が大量に入ったお風呂に入ると、体感温度が下がりすぎて、ガタガタ震えるくらい寒くなってしまいます。それだけならまだしも、ヒリヒリと肌が痛く感じる人もいるんです。
ハッカ油をいつもより入れすぎた場合は、我慢して浸かるか、湯船に入るのは諦めるのがおすすめです。もし、全く入らないのは勿体ないと感じる人は足だけ入浴する”足湯”に使うと、寒さを感じすぎずハッカ油風呂を利用できます。
ハッカ油を入れすぎたお風呂に入ってしまった時の対処法
ハッカ油を入れすぎたお風呂に入ると、人によって差はありますが、30分〜2時間近くは寒い状態が続きます。この冷感は、シャワーを浴びたり、ボディソープで洗っても消えません。そのため効果が無くなるのを待つしか方法がありません。
ここで重要なのが、ハッカ油で感じる涼しさは皮膚表面が刺激を受けて脳が冷たく感じているだけだということです。寒いと感じているだけで、実際に体温は下がっていないんですね。
そのため、寒いからと言って厚着をしたり暖房を入れたりすると、熱中症や脱水症状を起こしてしまいます。寒くても空調の温度を調節する程度で、普段通りに過ごして、水分をこまめに飲んで過ごしてください。
ハッカ油風呂に期待できる効果効能
ハッカ油を湯船に適量入れれば、暑い時期にピッタリなお風呂になります。そんなハッカ油風呂には、具体的にどんな効果や効能が期待できるのでしょうか?
リラックス効果
ハッカ油には、気持ちを落ち着かせるリラックス効果が期待できます。確かにミントのような爽やかな香りを嗅ぐと、リフレッシュした気持ちになれますよね。
安眠にも良いとされているので、質の良い睡眠を目指している人は試してみてください。
鎮静効果
ハッカ油の中に含まれるメントール成分は、末梢神経を広げ、血行を促進させるとも言われています。
そのため、肩こりや腰痛が気になった時はハッカ油風呂に入ると鎮静効果が期待できます。
消臭効果
汗や体臭が気になる人は、ハッカ油風呂に浸かるとニオイの原因菌を殺菌し、気になる匂いを抑えるサポートをしてくれます。
頭皮や髪のべたつきが気になる場合は、シャンプーにハッカ油を混ぜて使うのがおすすめです。
ハッカ油の効果効能については以下の記事で更に詳しく取り上げていますので、ぜひ一緒にチェックしてみてください~。
ここまで、ハッカ油をお風呂に入れるのは危険なのか、正しい使い方についても解説してきました。ハッカ油は、お風呂に入れても危険ではありませんが、大量に入れてしまうと体感温度が下がりすぎて寒くなってしまいます。
まずは1滴ずつから始めて、最高でも5〜6滴にしておいてくださいね。よく混ぜるのも忘れずに。
夏はダルさからシャワーのみで終わらせてるという人も、ハッカ油風呂なら涼し気に湯船に浸かれますね。適量を守ってサッパリとしたバスタイムを楽しんでください!
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