お風呂上がりの化粧水・乳液・パックの順番をわかりやすく特集します!

パックする女性

お風呂上がりは、体を拭いて、スキンケアをして、髪を乾かしてと何かと忙しい時間です。入浴後のスキンケアですが、化粧水に乳液、パック等、いくつものアイテムを使うのに正しい順番があることをご存じでしょうか?

中学時代にお風呂上がりのスキンケア一式を始めた私(母のものを拝借していました笑)。もともと乾燥肌なんですが、お風呂上がりにスキンケアをちゃんとやっているのに、肌が潤った感じがしないことがその頃にはありました。でもそれって何となくで順番を決めてしまっていたからなんですよね。

お風呂上がりの肌は乾燥しやすくデリケートな状態です。実は入浴後のスキンケアによって、スキンケア効果を高めることもできますし、反対に肌の乾燥を招くこともあるんです。

不思議なもので大人になるといつの間にか当たり前みたいな話になったりするのですが、最初の内は分かるはずがないですよね。そんなことを考えつつ、お風呂上がりのスキンケアの正しい順番とスキンケアのポイントについて今回は特集していきますので、ぜひぜひ一緒に見ていきましょう!

お風呂上がりの化粧水・乳液・パックの正しい順番ってどうなの?

フェイスパック
化粧水、乳液に加えてスキンケアをバージョンアップしてくれるパックを取り入れている人も多いと思います。わたしも、お風呂上がりのスキンケアでパックは欠かせません。

洗顔後は、化粧水、乳液を付けてスキンケア、ここまではみなさん、順番どおりにやられているのかなと。そこにパックが加わるとややこしくなっちゃうんですよね。

パックってどのタイミング、どの順番で使えばいいか分かりますか?

ものによって、次の2つのパターンがあります。

パックのタイミング
  • 基本的には化粧水の後
  • スキンケアの一番最初

順に解説しますね。

基本的には化粧水の後

フェイスパックは、化粧水の後に使うのが基本です。「化粧水→フェイスパック→乳液(またはクリーム)」の順番で、水分の多いものを最初に、その後に油分の多いものを使います。見やすくまとめると…

  1. 化粧水
  2. フェイスパック
  3. 乳液(またはクリーム)

この流れですね~。

それぞれを詳しくみていきましょう。

  1. 化粧水
  2. お風呂上がりの肌は水分が失われた状態。化粧水の役割は失われた水分を補い、肌のキメを整えます。

    水分補給された肌は柔らかく、次のアイテムの浸透力も高まります。入浴後の体が温まっている内にできるだけ早い段階で化粧水をつけるのがベストです。

  • フェイスパック
  • 化粧水で潤った肌は美容成分が浸透しやすい状態です。ここでフェイスパックを使います。美容液もこのタイミングがいいでしょう。

    色んなフェイスパックがありますが、自分の肌に合ったものをチョイスして使っていきましょう。

    注意点として、フェイスパックの使用時間は守りましょう。でないと、かえって肌が乾燥してしまいます。ほとんどの場合、10〜15分くらいですが、ものによって色々なのでパッケージを確認しましょう。

  • 乳液(またはクリーム)
  • 化粧水、フェイスパックで肌が十分潤ったところで忘れてはいけないのが、乳液(またはクリーム)です。肌が潤った状態だと、つい、うっかりこれでスキンケア終了と思ってしまいがちですが、そのままだと、肌はどんどん乾燥してしまいます。

    潤いを閉じ込めるためにはフタをする必要があるんです。乳液やクリームには肌にフタをする役割があります。

    スキンケアの一番最初

    先ほど『基本的には』という言葉を使いました。つまるところ例外もあるということです

    フェイスパックによってはスキンケアの一番最初に使うパターンもあります。

    フェイスパックは化粧水タイプか美容液タイプかで、順番が前後します。化粧水タイプであれば一番最初に、美容液タイプであれば化粧水の後に使用するのがいいですよ。

    ちなみに化粧水タイプのものの場合、その後に化粧水を塗る人と塗らない人がいます(そして乳液等を塗布する)。私のパートナーなんかは使うタイプで、普段使っている化粧水の成分も有効活用したいとの考え方からとのことでした。

    塗らない人は「もう化粧水は使ったことになるから」と考えますね~。

    ※美容液タイプは先ほど基本的にはとお伝えした方のイメージです

    その他、お風呂上がりのスキンケアで知っておきたいポイント

    スキンケア
    と、スキンケアの正しい順番をお伝えしましたが、せっかくケアするならより効果的にしたいもの。

    お風呂上がりのスキンケアの際に知っておきたいポイントもみていきましょう。これを知っているだけでも、入浴後のスキンケア効果がぐっと高まりますよ。

    お風呂上がりのスキンケアのポイント
    • お風呂から出たらできる限り早くスキンケアをする
    • スキンケア前には汗をしっかりとひかせる
    • ドライヤーはスキンケアの後で

    順に解説していきます。

    お風呂から出たらできる限り早くスキンケアをする

    お風呂から上がったら、できるだけ早くスキンケアをするのがベストです。目安は10分以内です。10分以上経つと肌の乾燥が進むといわれています。

    お風呂上がりは、肌に水分が含まれているので一見、保湿されているように感じますが、水分を維持する皮脂が流れてしまっているのでとても乾燥しやすい状態だからです。

    スキンケア前には汗をしっかりとひかせる

    スキンケアの一番最初、化粧水を付ける前は汗をしっかり落ち着かせましょう。汗がひいていないと化粧水と混ざってしまい、肌への浸透が悪くなってしまいます

    わたしは汗を素早く落ち着かせる工夫として脇の下、首を冷たいタオルで冷やすようにしています。とても気持ちがいいですよ。

    ドライヤーはスキンケアの後で

    お風呂上がり、スキンケアが先かドライヤーで髪を乾かすのが先かと悩むことがあるかもしれませんが、正解はスキンケアが先です。スキンケアが終わり次第、ドライヤーで髪を乾かします。

    理由は、髪を乾かすのが先だと、ドライヤーの熱で顔まで乾燥してしまうからです。ただでさえ、入浴後の肌は乾燥しやすいのにドライヤーの熱風でさらに乾燥するなんていうことになってしまいます。


    今回は、お風呂上がりのスキンケアの正しい順番とその理由を紹介しました。もう迷わずお手入れできるかと思います。毎日しているお手入れを正しく行うことで肌の調子も良くなりますよ。

    お風呂上がりって、いろいろ順番もあってやることも沢山あって、時間に追われるイメージでしたが、慣れて自分のルーティンになってしまえば、案外、スムーズに楽しくお手入れできるものですよ。

    わたしは朝の忙しい時間になかなかお手入れができない分、夜のお風呂上がりにはゆっくり、じっくりケアをするようにしています。このお手入れの時間も、綺麗になるための積み重ねだと思って、続けていきたいと思います。

    この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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