アシダカグモを殺してしまったら知っておきたいポイントを総まとめ!

アシダカグモに遭遇したことはありますか?足が長くて、大人の手の平サイズくらいの大きな蜘蛛です。
わたしが初めて遭遇したのは、家の寝室でした。昼下がり、何気なく寝室に行くと、壁にアシダカグモが!怖い見た目で、一度遭遇すると忘れられない毒々しい印象の蜘蛛で、今でも、強烈に覚えています。
そんなアシダカグモ、実は殺さない方がいい「益虫」です。今では私はある程度慣れて驚かなくなったのですが、見た目にびっくりして、咄嗟に慌てて殺虫剤をかけて殺してしまったなんてことがあるかもしれません。そしてその後に殺さない方が良いと知る…。
ということで今回は、もし、アシダカグモを殺してしまったら、知っておきたいことを詳しく取り上げていきます。アシダカグモについて正しく知って今後に繋げていきましょう!
Contents
アシダカグモを殺してしまったらいけないといわれるのはなぜ?
見た目が大きくて怖いアシダカグモですが、殺してはいけないといわれる最大の理由はゴキブリなどを食べてくれる益虫であるということです。
特に人間に害をなさず、私にとっての天敵のゴキブリを退治してくれる。こんなありがたいことはありません(見た目は怖いけど…)。
また、スピリチュアルの観点でも大切にされる存在だったりもします。
アシダカグモは益虫である
アシダカグモは「益虫」です。人に害を与えないですし、ゴキブリやハエ、蚊などの害虫を食べてくれます。
ゴキブリは特に繁殖力が高く、衛生問題や不快感を引き起こす存在ですが、アシダカグモが家にいることで、ゴキブリの増殖を抑える効果が期待できます。アシダカグモがいる家庭では、ゴキブリの発生頻度が低くなると言われており、「天然の害虫駆除剤」としての役割を担っているんです。
日本蜘蛛学会の専門誌『Atypus』に掲載された学術研究に以下のような記述があります。
飼育下においてアシダカグモによるゴキブリの捕食回数や摂食時間を測定. 月あたり最大19頭, 年あたり最大75頭のゴキブリを捕食
引用元:萱嶋泉 1977. アシダカグモ[Heteropoda venatoria (Linnaeus)]の習性(特に捕食に関する事項). Atypus, 70: 66-68.
このとおり、実際にアシダカグモは自宅のゴキブリを捕食してくれており、1年間で相当数駆除してくれるんですよ。
特に目に見えない場所、暗い隙間の害虫を捕まえてくれるというのが大きく、掃除が行き届きにくい場所まで対応できるのは素晴らしいのひと言ですね。
また、蜘蛛ではあるものの糸を張りません。しかも人間に対して攻撃的な行動もとらないとされています。したがって、気持ち悪さに目をつぶれば、ただそこにいるだけのありがたい存在となるんですね。だからこそ、アシダカグモを殺してしまったらどうしようと悩んでしまうわけです。
ちなみに、さすがになつきはしないのでペットにはできません😅

スピリチュアルな観点でのアシダカグモ
スピリチュアルな観点ですと、アシダカグモには以下のポイントが存在します。
- 守護の象徴
- 知恵と変容の象徴
- 浄化とエネルギーのリセット
- 恐怖心を手放すメッセージ
- 良い変化や訪問者の予兆
アシダカグモは、住居内に侵入してくる害虫を捕らえることから、スピリチュアルの視点では「家を守る守護者」としての象徴とされています。特に、ゴキブリなどの害虫は不浄やネガティブエネルギーの象徴と考えられることがあり、それらを取り除いてくれるアシダカグモは「悪いエネルギーから家を守ってくれる存在」として見られることが多いです。
クモ全般がスピリチュアルな象徴として「知恵」や「創造力」と関係が深いとされており、アシダカグモも例外ではありません。クモが糸を張るように、自分自身の人生を丁寧に編み、未来を築く力を象徴しているとされます。
アシダカグモが家に現れるとき、それは「浄化が必要なタイミング」を示しているとも考えられます。アシダカグモが害虫を食べる行為は、家の中に溜まったネガティブなエネルギーや不浄なものを浄化し、エネルギーのリセットを促しているサインとも言われています。
大きな蜘蛛であるアシダカグモに対して恐怖を感じる方も少なくありませんが、スピリチュアル的には「恐れと向き合い、それを克服することの大切さ」を教えてくれる存在とも解釈されています。
アシダカグモが家の中で見られると、良い変化が起こる前触れや大切な人が訪れるサインとも言われています。アシダカグモは家を浄化し、良いエネルギーを呼び込む力があると信じられており、新しい出会いや良い出来事が訪れる兆しと考えられることもあります。
こうした視点でもアシダカグモは良い存在とされています。
だからこそ、殺してしまったら後悔してしまう存在になっちゃうんですね。
アシダカグモを殺してしまったけど大丈夫?
と、益虫であるというのがもはや一般認識ともいえるアシダカグモですが、急に現れて驚いてつい殺してまったという人も多いかと思います。正直な話、私も駆除した回数がゼロ回というわけではなかったりします。
Xを調べていても、結構な数の人がアシダカグモを殺してしまったとか、追い払ってしまったとかで後悔していることが分かります。印象的だったつぶやきを1つシェアさせていただきます
今朝とんでもないサイズのクモに遭遇して(マジで手の平くらいデカかった)恐怖に震えながら駆除した。
後で調べたら人に害の無い、なんならGの駆除してくれる益虫で家の守り神とか書いてあって少し後悔している
恐ろしくて画像は貼れません
#アシダカグモ— kevin (@kevin88432344) June 23, 2021
自分もアシダカグモを殺してしまって後悔したことはあります。ただ、害虫を駆除してくれる益虫という観点でいえば、掃除をしっかりとすればよいとポジティブに捉えるだけなので、気持ちの回復は比較的早いです。
ただ、スピリチュアルな視点を大切にする方の場合、ちょっとショックを受けてしまうかもしれませんね。
私自身はそうスピリチュアルに意識が向く方ではないのですが、高校の同級生だった風水師(40代女性)に聞いてみたところ、以下のポイントを意識すれば心が整うとのことでした。
- 感謝と謝罪の意を込めたお祈り
- 家の浄化を行う
- 守護や浄化の象徴を新たに迎える
- 良い行いをする
アシダカグモが持っていた「守り」のエネルギーに対し、感謝と謝罪の気持ちを心の中で伝えてください。心を込めて「家を守ってくれてありがとう」「成仏して安らかに過ごしてください」と伝えることで、浄化のエネルギーが働き、心が軽くなることが期待できます。
アシダカグモが持っていた「浄化の役割」に代わり、自分で家を浄化してエネルギーのバランスを保つことができます。特に以下のような方法がおすすめです。
ハーブやお香: ホワイトセージやフランキンセンスのお香を焚いて部屋の空気を浄化することで、ポジティブなエネルギーを呼び込むとされています。
水拭き掃除: 水は浄化の象徴とされることが多いので、家中を丁寧に水拭き掃除することでエネルギーのリセットが図れます。
アシダカグモに代わるような「守り」を感じる存在を家に置くこともおすすめです。以下のようなアイテムが、アシダカグモの守護的な役割を補ってくれるでしょう。
天然石や水晶: 水晶やアメジストといったクリスタルは、空間を浄化し、ポジティブなエネルギーを増幅させると言われています。
自分や他人に対して小さな親切を積み重ねたり、ポジティブな行いを増やしていくことで、エネルギーのバランスが自然と整いやすくなります。例えば、小さなゴミ拾いや、自分や他人に対する思いやりの行動などが、家のエネルギーにも良い影響を与えるでしょう。
アシダカグモを殺してしまった後悔は仕方がない!今後の殺さないための対策をしっかりとしよう
咄嗟に慌てて、殺してしまったならそれは仕方ないです。今後の対策をしっかり立てておくといいでしょう。いくつか具体的に挙げたので、詳しく見てみましょう。
一匹見たら他にもいる可能性があることを把握する
アシダカグモを一匹発見したら、実はその家に他の個体も潜んでいる可能性があります。特に古い家屋や物が多い収納スペースでは、人目につかない場所に複数の個体が棲みついていることが少なくありません。段ボールの隙間、家具の裏、押し入れの奥など、普段あまり掃除をしない暗所は格好の隠れ家です。
ただし、「一匹見た=大量発生」というわけではなく、捕食対象となるゴキブリや小さな昆虫の数に応じてアシダカグモの生息数も決まってきます。つまり、環境次第で数匹程度が同居していることは十分にあり得る、という認識を持っておくことが大切です。
この事実を知っているだけで、次に別の場所で遭遇したときも「やっぱりいたか」と冷静に受け止めやすくなります。心の準備ができていれば、パニックになって咄嗟に殺してしまうリスクも減りますよね。
また、アシダカグモは見た目の迫力に反して非常に臆病な性格をしています。基本的に人の生活空間や明るい場所を避け、夜になると餌を求めて静かに活動します。私たちが寝静まった後に台所や廊下を素早く移動しているだけで、日中はほとんど人の目に触れません。見かける頻度が少ないのは、彼らがあえて人との接触を避けているからなのです。
つまり、「一匹見た」ということは、住環境に昆虫が潜んでいるサインであると同時に、他のアシダカグモも陰で黙々と害虫駆除をしてくれている可能性がある、ということでもあります。
※ちなみに寝る時にはやたらと遭遇する印象があったりします。詳しくは以下の記事で👍

ゴキブリが出ないように家は定期的に掃除をする
アシダカグモは餌を求めて、家に縄張りをつくる性質があるようなので、餌となるゴキブリが出ない環境にすると、アシダカグモが侵入してくることも少なくなるでしょう。
アシダカグモが侵入してくるのは、キッチンやトイレの換気扇、屋根裏、通気口、外壁にできた隙間などです。これらの場所って、ゴキブリの侵入経路でもありますよね。
ここら辺をまめに掃除して、ゴキブリが入って来ないようにすることで、アシダカグモが入ってくるのも回避できます。
アロマを活用してアシダカグモが近づきにくくする
アシダカグモが近づいて来ないようにする工夫の一つに、「アロマの活用」があります。蜘蛛が苦手とするアロマがあるんですよね。
具体的には、柑橘系(オレンジやグレープフルーツ)、ハッカ系、シトロネラなどです。これらのアロマの香りを部屋の中に漂わせておくと、アシダカグモが嫌がって侵入してくることはないでしょう。
ちなみに、ハッカ系やシトロネラなら、虫も嫌がって、近づいてこないでしょう。わたしは、ディフューザーを使ったり、アロマスティックをトイレやキッチンなど、あちこちに置いたりしていますよ。
※ゴキブリが対策ならハッカ油がかなり役立つとされています

アシダカグモを捕まえて外に逃がす方法
アシダカグモは人間に害はないので放置するのがいいらしいのですが、同じ空間に共存するのは恐ろしくて落ち着かないという方も多いのではないでしょうか?
わたしの体験談をお話します。
実際、わたしがアシダカグモに遭遇した時は、毒々しい見た目の蜘蛛を前にパニックになったものです。殺すのも憚られる大きさだったので、この時は何とか外へ逃がす方法をとりました。下敷きを使って、壁から窓へ追い込んで、必死で外へ逃したものです。
ネット上で調べてみると、アルコールスプレーを振って、アシダカグモを酔わせ、動きが鈍い状態にしてから、外へ追い出す方法も紹介されていました。
大きくグロテスクな見た目のアシダカグモですが、実際は人間を攻撃することもなく、むしろ害虫を食べてくれる益虫で、スピリチュアルな面でも殺さない方が良いという考え方が比較的一般化してきました。
うっかりアシダカグモを殺してしまったら後悔するのが否めないので、見かけたら放置するか、嫌なら近寄って来ない環境づくりがポイントです。
わたしはアロマを活用するようになり、家の中をまめに掃除するようになってから、アシダカグモにはめったに遭遇しなくなりました(山の中に住んでいるので完全には出会いをなくせませんが)。もちろん、ゴキブリも見かけづらくなりましたよ~。

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