ヒバ油の禁忌&デメリットとは!利用前のチェックポイント総まとめ
ヒバ油とは、ヒバ材から抽出した油のことで、生産量が限られているため希少性が高いと言われています。木の香りが強いのが特徴で、まるで森の中にいるかのようなリラックスした気分にさせてくれます。
害虫駆除に役立つと言われていて、特に夏場に人気のオイルです。しかし、そんな人気のヒバ油には、実は禁忌があるとも言われているんです。
私は様々な精油の愛用者ですが、やはりデメリットが分からないままだとどこかモヤモヤするといいますか、安心して利用できないんですよね。だからこそ初めて使う時には悪い点を必ず調べるようにしています。
そうした経験から今回は、ヒバ油の禁忌&デメリット、利用前のチェックポイントについて解説していきます。ヒバ油を使ってみたい、興味があるという人は、実際に利用する前にこの記事をよく読んでおきましょう!
Contents
ヒバ油にデメリットや禁忌はある?注意点まとめ
まずヒバ油にはどんな禁忌やデメリットがあるのかを一気に挙げますと…
- アレルギー反応を起こす可能性がある
- 原液のまま利用すると肌荒れを起こす可能性がある
- 飲むと危険
- 妊娠中の方や小さい子供は利用を避けるべき
- 金属に反応することがある
- 動物にとって有害となる可能性がある
- 布や紙を変色させてしまう可能性がある
これら7つのポイントに注意が必要です。
安全にヒバ油を使うためにもぜひそれぞれを詳しく知っておきましょう。
アレルギー反応を起こす可能性がある
まず最初に、ヒバ油にはアレルギー反応を起こす人もいるので注意してください。
ヒバ油に含まれる「ヒノキチオール」、これがアレルギー反応を引き起こす可能性があります。そのため、ヒノキアレルギーを持っている人は使用を控えてください。
初めて使用する際には、パッチテストを行ってアレルギー反応を確認しておくのをおすすめします。
原液のまま利用すると肌荒れを起こす可能性がある
元々、精油は原液のまま利用するのは刺激が強いので禁止されています。ヒバ油も同様で原液のまま肌につけると、かぶれや痒み、発疹がおきたりと肌荒れを起こす恐れがあります。
ヒバ油を使用する時は、キャリアオイルを使って1%以下に希釈するなどして使用してください。
飲むのは絶対にダメ
精油を飲むことは、絶対にやめてくださいね。もし飲むと中毒症状を起こす恐れがあり、飲んだ量によっては、最悪死に至ることもあるので非常に危険です。
小さい子供が誤って飲んでしまわないように、保管方法にも気をつけてください。
妊娠中の方や小さい子供には使用しない
妊娠中は、通常より体が非常にデリケートになっています。そのため、刺激を感じやすいので注意が必要です。特に、妊娠初期は胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるため、使用しないのをおすすめします。
もし、それでも使いたい場合は医師に相談してみてください。
同じく3歳未満の小さい子供は、肌が薄く弱いため刺激を感じやすいため、使用を控えた方が良いです。それ以上の子供でも、使う場合は希釈してかなり薄めてからにしてください。
金属に反応するので容器に注意が必要
ヒバ油は金属に反応しやすい特徴があります。ヒバ油に含まれるヒノキチオールが金属に反応するため、金属の容器に入れると化学反応を引き起こし、赤茶色に着色してしまう可能性があります。
そのため、金属にたくさんヒバ油を塗る事はしないでください。ヒバ油を保存する際には、ガラス製やプラスチック製の容器に入れるのが最適です。
動物によっては有毒となる可能性がある
精油は、高濃度に抽出されているため成分によっては有毒になるものもあります。ヒバ油の場合は、人間と犬であれば使用しても問題ないと言われています。
気をつけなければいけないのは、
- 猫
- 鳥
- ハムスター
といった小動物です。
このような小さい動物には、ヒバ油は有毒となるので家でペットを飼っている人は、気をつけてください。もし使用するのであれば、ヒバ油を使う周囲に小動物がいないか十分配慮しましょう。
布や紙を変色させてしまう
ヒバ油は、黄色い色をしています。そのため、直接布や壁紙などに使用してしまうと、黄色に変色し色残りしてしまう恐れがあります。特に白い布や壁についてしまうと目立ってしまうので、注意してくださいね。
と、ここまでヒバ油のデメリットについて並べてきました。
しかし、これらをのぞけばヒバ油には物凄く多くの良い点があるんです!どんなメリットがあるのか、次章で詳しく紹介していきます。
ヒバ油の基本的な効果効能
ヒバ油には、嬉しい効果や効能がたくさんあるので見ていきましょう!
リラックス効果
ヒバ油の香りには、高いリラックス効果があり、深い森の中で森林浴をしているような気分を味わうことができます。
ストレスを和らげる効果や、不眠の軽減にも効果が期待できます。不安を解消したいときや、イライラを抑えたいときに使ってみてください。
血行促進効果
血行促進効果や鬱滞除去作用もあると言われています。
冷え性やむくみ、こりの解消にも効果的で女性の強い味方になってくれます。冷えに悩む人は、心地良い香りを感じながら体をポカポカ温めましょう。
抗菌、殺菌作用
カビなどの多くの雑菌に対する優れた抗菌性があると言われています。菌の繁殖を抑制し、耐菌性の出現を許しません!殺菌効果も高く、肌を清潔に保つのにもおすすめです。
さらに保湿効果も期待できるので、清潔ですべすべな美肌を目指す人はヒバ油を試してみてください。
防虫作用
ヒバ油は、ヒノキチオール効果によって害虫が寄り付かないことで有名です。シロアリやハエ、蚊、ゴキブリ除けとして効果的なので、スプレーなどにして気になる場所に振っておくと予防になります。
市販の殺虫剤では成分が心配な人も、天然成分で作ったものであれば安心できますね。
ヒバ油に期待できる効果はまだまだこれだけではありません。今回は代表的なものをサッと挙げましたが、以下の記事でもっと詳しく取り上げていますので、ぜひ合わせて読んでみてください~。
ここまで、ヒバ油の禁忌&デメリット、利用前のチェックポイントについて解説してきました。
ヒバ油は、肌荒れやアレルギーを起こす可能性があるので、必ずパッチテストから行ってください。そして、妊娠中の人や小さい子供、動物を飼っている家庭でも使用する時は注意が必要です。
しかし、デメリット以上にヒバ油には嬉しい効能がたくさんあります。今回紹介した注意ポイントに気をつけながら、ヒバ油を正しく活用してくださいね。
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