綿棒かんちょうって何歳までやるものなの?理由と一緒にご紹介

おむつの赤ちゃん

綿棒かんちょうは赤ちゃんが便秘になったときに、おしりに綿棒を入れ刺激を与えて排便を促す方法です。赤ちゃんの便秘には効果が絶大で小児科でも進められることもあるほどです。

もちろんどの赤ちゃんにも効果があるわけではないですが、私の子どもには効果がありました。子供がまだ赤ちゃんの頃に何度か数日ウンチが出なかった時、実際にこの綿棒かんちょうをしました。数十分後に見事に出てきて感動したのを覚えています。

でも綿棒かんちょうは何歳までやるものなんでしょうか?子供でも便秘になりやすい体質の子はお腹が苦しかったりして、親としてもなんとかしてあげたい気持ちになりますよね。

でも子供が大きくなってからでもやっていいものなのか、やって効果があるのかと思っている人も多いのではないでしょうか?今回は綿棒かんちょうは何歳までやるものなのか?をご紹介していきます。

綿棒かんちょうって何歳くらいまでやる?

なく赤ちゃん
綿棒かんちょうは一歳ごろまでだと言われています。特に生後半年くらいまでは綿棒かんちょうで効果が出やすいと考えられます。

綿棒かんちょうは基本的にお尻の穴を広げることが目的で、それによって空気、ウンチが出やすくなります。ただ、これは乳児期のウンチが柔らかいからこそ。この時期は綿棒で刺激するだけでもするっと出てくることが多いです。

しかし、離乳食がはじまり食べる物が変わると乳児期の柔らかいウンチとは違い固まりのウンチになってきます。結果として綿棒かんちょうではほとんど効果が見られなくなってしまいます。

2、3歳でも綿棒かんちょうをしているお子さんもいます。ただ、1歳過ぎてくると大人と変わらないようなウンチになるので、綿棒かんちょうでは効果が表れにくいようです。

あとは赤ちゃんも力も強くなり綿棒かんちょうを非常に嫌がります。動かないように抑えてするのも一苦労で暴れて傷つけてしまう可能性もあるので綿棒かんちょうをすること自体むずかしくなってしまいます。

そうしたところを総じて1歳ごろまでというのが最近では伝えらているとお考えください。

何歳までやっていたという意見が多い?

迷う女性
綿棒かんちょうは1歳くらいまでしている人が多いようですが、実際にどうなのかXでの声を見てみましょう。

やはり離乳食がはじまって2ヶ月くらいまでは綿棒かんちょうしている人はわりと多いみたいです。乳児には効果を感じている人のコメントがよく見られました。

綿棒かんちょうの正しいやり方

ひらめき

これから綿棒かんちょうのやり方をご紹介しますが、その前に必要なものを事前に準備しておくとスムーズに行うことが出来ます。必要なものは以下です。

準備するもの
  • 綿棒
  • おしりふき
  • おむつ替えシートや新聞紙など(綿棒を抜いた後にウンチが飛び出すことがあるため)
  • ベビーオイルやワセリンなど(綿棒を入れるときに滑りをよくするため)
  • 替えのおむつ

では綿棒かんちょうの正しいやり方を説明していきます。

  1. ①赤ちゃんの足を持ちあげ、綿棒を挿入し、綿棒で肛門の中をぐるぐると回してあげてください。(女子は肛門と腟を間違えないように注意してください))
  2. ②一度綿棒を引き抜き、綿棒の先端に便の色が付着しているかどうか確認してみてください。綿棒は、半分の長さまで挿入しても大丈夫です。

引用元:【小児科】小児の便秘と綿棒浣腸について|ハピコワクリニック五反田

※注意点
肌や粘膜を傷つけないようにするため、綿棒は大人用の綿棒を使いワセリンやオイルなどで滑りをよくしてください。赤ちゃんの足を動かないようにしっかりと抑えましょう。回数は一日一回まで!

子供が大きくなったら綿棒かんちょうの代わりに何をすればよいの?

子どもたち
綿棒かんちょうの正しいやり方を説明しましたが、ここからは子供が大きくなってから出来る便秘対策をご紹介します。綿棒かんちょうの代わりに行える便秘改善の方法は主に4つあります。

  • お腹をのの字マッサージ
  • 水分を多めに飲む
  • 食物繊維を摂取する
  • 薬での治療

では詳しく以下で説明していきます。

お腹をのの字マッサージ

子供のおなかを優しくのの字にマッサージしてあげましょう。腸の動きが促進するだけでなく親子のコミュニケーションになるのでおススメです。のの字マッサージは大人にも便秘解消の効果があります。

水分を多めに飲む

水分不足になると便秘になりやすくなります。お茶やお水を意識してたっぷり飲ませましょう

食物繊維を摂取する

いも類、穀類、果物、キノコ類、海藻類などの食材は食物繊維がたっぷり!便秘解消には欠かせません。お菓子などはなるべく控えておやつはサツマイモや果物がおススメ。

薬での治療

薬での治療が必要な場合もあります。食事やのの字でもウンチが出ない時にはかかりつけの病院を受診しましょう。便を柔らかくする薬や大腸を刺激する薬、座薬、浣腸など症状に合わせた治療が行われます。

「便秘薬や浣腸はくせにならないですか?」とよく質問されますが、便秘薬や浣腸がくせになることはありません。薬を中止すると便秘に戻ってしまうのは、薬が必要な体になってしまったわけではなく、まだ薬が必要な状態にあるということです。
便秘の状態を長引かせてしまうと悪循環のために便秘が治りにくくなってしまうため、そうなる前に便秘薬や浣腸をうまく使ってうんちを出せるようにしてあげることが大事です。引用元:子どもの便秘~食べ物や薬はどうしたらいい?~|うみまちこどもクリニック


綿棒かんちょうをしている人は大体1歳くらいまでが多かったです。私も自分の子供に綿棒かんちょうをしたのは生後半年くらいまででした。1歳過ぎて便が出ない日が続いた時にはまさに以下の方法で改善していました。

  • お腹をのの字マッサージ
  • 水分を多めに飲む
  • 食物繊維を摂取する
  • 薬での治療

1歳過ぎて2,3歳でも効果があってお子さんがイヤがって暴れないようであれば、綿棒かんちょうでも良いとおもいますが、する時には粘膜を傷つけないように十分に注意しましょう。

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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