アガベシロップに危険性はある?デメリットとその適正量とは!

アガベ

ダイエットや健康意識の高い人から、最近、注目を浴びているアガベシロップ。天然の甘味料で砂糖の代わりに使っている人もいるかと思います。

わたしも、料理する時やドリンクを飲む時は砂糖の代替えで使っていて重宝しています。

肥満防止、腸内環境改善、抗酸化作用と美容と健康に嬉しい効果がいっぱいのアガベシロップ。体に優しいといわれていますが、一部ではアガベシロップが危険だという声もあります。

だいたいどんな食品にも一定の危険性はありますが、何が危険かが分かってこそ安心して利用できるもの。ということで、今回はアガベシロップの危険性についてみていきましょう。合わせてメリットについてもご紹介します。

アガベシロップの危険性について

アガベシロップとケーキ
危険といわれる原因は、過剰にアガベシロップを摂ることで肝臓への負担が大きくなってしまうからです。詳しく解説しましょう。

アガベシロップの主成分はフルクトースと呼ばれる果糖です。果糖は血液中でほとんど分解されないので血糖値の急上昇を抑えることができます。これによって、肥満を予防できるのです。

でもこのフルクトースは肝臓でしか代謝できないものです。毎日、摂取しすぎると吸収不良を起こしてしまい、肝臓に負担をかけてしまうことになります。

適正量についえてゃ後述しますが、アガベシロップに限らず、どんな甘味料も適量を守って継続して摂ることを意識したいものです。摂りすぎず、体質に合う量であれば問題はありません。

そもそも摂りすぎれば当然太る

アガベシロップのいいところは、糖の吸収が穏やかなので砂糖よりも太りにくいという点です。また砂糖よりも甘味を感じることができるので、少量使うだけで済む分、カロリーをカットすることができます。

なのに、体に優しいからと言って大量に摂取するのは太る原因となります。アガベシロップはそもそも高カロリーです。その上、肝臓で処理できなくなったフルクトース(果糖)は中性脂肪となって、肥満や生活習慣病へつながってしまいます。

これでは本末転倒です。アガベシロップだけでなく、何でも適量に摂取することが大切です。

アガベシロップの1日の摂取量!適量ってどれくらい?

シロップ
さて、それではアガベシロップの1日の適量はどのくらいなのでしょうか。

アガベシロップは砂糖の1.3倍甘いと言われています。したがって砂糖と比べて利用量を抑えられますので、砂糖の代わりに使うのであれば、2/3の量が適量とみられています。

ただし、一般的な生活ではアガベシロップ以外での糖分摂取も時には避けられないもの。それを踏まえると3/5程度の摂取が好ましいでしょう。

その上で細かく計算すると以下のようになりました。

アガベシロップの1日の適正量
  • WHOのガイドラインでは1日の総糖分摂取量は総エネルギー摂取量の10%未満、理想は5%とされている
  • 成人の場合約25gから50gの糖分に相当する
  • アガベシロップは1日あたり15mlから30mlを1日の上限とする(1mlを1gと仮定して計算)

子供の場合は少なくする必要があり、やはりWHOのガイドラインに合わせて計算できますが、例えば2~4歳の幼児の場合は12.5ml~25mlとなります。ただ、子供は特に糖分を好みやすいので、やはりあまり与えすぎない方が好ましくはありますね。

やっぱりメリットは多い!アガベシロップの魅力とは

シロップ2
アガベシロップの適量が分かったところで、メリットも紹介していきましょう。わたしも日頃から愛用しているアガベシロップ。次のようないい効果があるんですよ。

アガベシロップのメリット
  • 血糖値が上がりにくい
  • 腸内環境を整える
  • ミネラルが豊富
  • 抗酸化作用がある

順に解説していきましょう。

血糖値が上がりにくい

アガベシロップは「血糖値が上がりにくい」ので、肥満防止や日頃からダイエットや美容の面から活用するといいですね。

糖尿病患者など血糖値のコントロールが必要な人にもおすすめの甘味料です。太りたくないけど、甘いものが欲しい場合も取り入れてみるといいでしょう。

腸内環境を整える

「腸内環境を整える」という側面もあります。食物繊維が含まれていて、腸内の善玉菌を増やしてくれるので、便秘の解消に役立ちますよ。

また、天然の酵素も含まれているので、消化を助けてくれます。腸内環境が整うことは、免疫力アップにもつながります。

ミネラルが豊富

アガベシロップは天然由来なので「ミネラルが豊富」です。カルシウム、鉄分、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

ミネラルは、骨の健康の維持をはじめ、健康な体を維持するためには必要不可欠な栄養素です。わたしたち日本人が不足しがちなカルシウム、鉄分、マグネシウムをアガベシロップは補ってくれます

抗酸化作用がある

「抗酸化作用がある」とは、老化を遅らせるということです。アガベシロップは抗酸化作用の代表であるポリフェノールを含んでいます

ただし、先ほどもお伝えしたようにアガベシロップを摂りすぎると帰って、老化を促進させてしまいます。適量を守って摂るようにしましょう。


砂糖の代わりに使える天然由来のアガベシロップには、美容と健康の面からみてもメリットがたくさんありますね。その反面、摂りすぎは体に良くないということが分かりましたね。

わたしもコーヒーや紅茶を飲む時、甘さが欲しい場合は砂糖の代わりにアガベシロップを少し入れるようにしているのですが、風味豊かな甘さは一度、味わってみて欲しいなと思います。

魅力いっぱいのアガベシロップを上手に適量を摂りながら、おいしくヘルシーな食生活を心掛けていきたいものです。

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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