ハッカ油の効果効能!色んな視点で大特集
ハッカ油にはいろいろな効能があるのを知っていますか?ただ香りがスーッとしているだけだと思っていませんか?
実は、ハッカ油の効果や効能は幅広く、日常使いができます!
「ハッカ油が余ってしまっているな」「匂いやすっきりする感じが好きだけど、ただ買うだけじゃ無駄になっちゃうかな」そんな人は、ハッカ油の効果と効能を知って、ぜひ活用してみてください。
ハッカ油の効能を知ると、ハッカ油を持っていない人も欲しくなっちゃいますよ。私はそのクチでした(笑)
Contents
ハッカ油の効能をまずは一覧化
ハッカ油の効能は以下のようにさまざまです。
香りがスーッとするだけではありません。香りを嗅ぐだけではなく、家の中に垂らして使用したり、天然素材のため身体につけることができます。
以下の9つの効果効能があります。
- リラックス効果
- 覚醒効果
- 消臭効果
- 消炎鎮痛効果
- 防腐効果
- 虫除け
- 防カビ効果
- 消化促進作用
- 抗菌作用
- 鼻や咽頭の線毛促進作用
このように、作用や効果だけでもさまざまあります。
ハッカ油の詳しい効果を1つずつご紹介
ざっと一覧でハッカ油の効能を紹介しましたが、その中から、以下の日常的に役立つ効能を具体的に紹介していきます。
詳しく解説します。
虫除け
ハッカ油は、虫除けとして使うことができます。ハッカに含まれるメントールが、その刺激臭を発するためハッカには虫が寄ってきません。特にハエやハチ、アブ、アリに効果があります。
ハッカは天然由来のため、お子様にも安心して使用することができます。ハッカ油を直接肌に塗ると刺激が強いため、薄めて使ってください。
集中力アップ
ハッカの強い香りには、脳を活性化させる作用があり、集中力がアップします。仕組みとしては、メントールの香りが血管を収縮させ、全身の血流が巡るため脳の動きが活発になり、集中力がアップします。
さらに、疲労を軽減させる作用もあるため、疲労による集中力低下を防ぎ、集中力アップの効果をもたらします。
リラックス効果
ハッカの爽やかな香りには、心を落ち着かせる作用があり、リラックス効果抜群です。神経が興奮しているときには鎮める作用もあります。
仕事で上手く行かない、なんだか気持ちがもやもやして落ち着かない、そんなときはハッカの香りを少し嗅いで深呼吸をしてみましょう。そのまま近くで匂いを嗅ぐとツーンとしてしまうため、蓋を明けて遠くから香ったり、ベッドのリネンに数摘垂らして使用するのがおすすめです。
気持ちがすっきりし、落ち着いた気持ちで休むことができます。
消化促進
ハッカは消化促進作用があります。ハッカに含まれるメントールが、唾液や胃液、胆汁の分泌を促進させるため、消化器の動きをよくします。その結果、食べ過ぎによる胃もたれや胸焼けを、軽減・予防できます。
ハッカは、芳香性健胃薬と呼ばれる、胃を元気にする薬にも使われております。
口臭予防
ハッカは強い香りを発します。この香りが口臭を軽減させます。また口臭の原因となる、口腔内の菌の繁殖を防ぐことで口臭を防ぐことができます。
すぐ歯磨きができないときや、ニンニク入りの食事を食べてしまったときには、ハッカ入りの飴やマウスウォッシュで口臭を予防するのがおすすめです。ハッカは天然素材のため、水で薄めたものなら口腔内に使用できます。
説明書を読み、口や肌に使用してよいことを必ず確認ください。
肌トラブル
ハッカには、肌の水分と油分のバランスを調整する作用があり、肌トラブルにも効果があります。
ハッカを薄めたものを塗ることで、汗を減らし、肌から水分が蒸発するのを防ぎます。その結果、過剰な皮脂の分泌が抑えられ、黒ずみや毛穴の広がりを予防できます。
またハッカに含まれるメントールの殺菌作用がニキビ予防にもなり、肌トラブルの予防にも効果的です。
風邪の予防
ハッカは、抗菌作用と線毛促進作用があるため、風邪の予防にも効果があります。線毛促進作用とは、鼻や口から異物が入ったときに外に押しだそうとする身体の仕組みです。
鼻から喉にある線毛は、乾燥と寒さにより、働きが弱まります。そのため、冬場の寝るときにアロマとして焚いたり、マスクに垂らして使用したりすることで、線毛の動きを促進し、風邪の予防につながります。
実際に、ハッカは風邪の改善薬にも使用されています。
ハッカは風邪の予防だけではなく、風邪を引いてしまったときにも効果を発揮します。辛い鼻詰まりもハッカの匂いを嗅ぐことで、鼻づまりが軽減します。
さらに、線毛がウイルスの体外への排出をサポートするため、風邪を早く治すことを手伝います。発汗作用もあり、熱を下げやすくします。
ハッカは、香りだけではなく、作用により身体によい効果を与えてくれます。効能もこんなにあると、一つハッカ油を持っているだけで万能に使うことができますよね。
ハッカ油を効果的に活用する方法
さまざまな効果と効能を紹介してきましたが、実際に日常でどのように使えるのでしょうか?
具体的な方法を紹介します。どれも簡単にできますので、ぜひやってみてください。
寝る前のハッカ油を入れたアロマを焚く
ハッカの香りには、リラックス効果があるため、寝る前にハッカの香りを嗅ぐことで安眠効果にもつながります。
また、脳の疲労軽減と、気持ちを鎮める効果があるため、匂いを嗅ぐことで1日のもやもやを軽減しすっきりした気持ちで寝ることができます。
入浴時にバスタブにハッカ油を数摘たらす
夏になると、”お風呂に浸かりたいけど、汗が止まらなくなるのが嫌”そんなことがありませんか?そんなときには、ハッカを湯船に数滴たらすのがおすすめです。
風呂から上がっても清涼感があるため、汗がスーッと引きます。
ハッカ油を入れたお風呂については以下の記事で特集しています!
冬にマスクや枕にたらして風邪予防
寝る前に枕にハッカ油を数滴たらすと、鼻や口に入る異物を排除する線毛の作用を促進させ、風邪を予防できます。
制汗スプレーとして使用できます
暑い日にハッカ油を肌に塗ると涼しく感じます!消臭作用もあるため、汗臭さも軽減します。
キッチン周りの虫除けに
生ごみのあるところや、キッチンの周囲にハッカ油を垂らすことで、虫よけになります。ハッカには殺虫作用はありませんが、虫の餌となる食物に寄せ付けないことができるため、虫の増殖予防となります。
特にゴキブリに活用している方が多いですね~。
風邪を引いた時に
ウイルスを外に出したり、熱を下げる作用があるため、匂いを嗅いだり、リネンに垂らして使うと効果があります。
その他、荒業ですが触接肌に塗布するという使い方も存在します。
ハッカ油にデメリットはないの?
さてさて、ここまでハッカ油のメリットについて効果効能という観点であれこれ語ってきましたが、ハッカ油を利用する際にはデメリットを頭に置いておくことも大切です。それがあってこそ安心して使えるというものですからね~。
まずはザックリとデメリット挙げると…
- 直接ハッカ油を肌につけると肌荒れを起こす可能性がある
- 体の粘膜にハッカ油がつくと刺激が強すぎて痛い
- 妊婦や子供が使うと危険な場合がある
- 高血圧、神経が弱まっている、高齢者、てんかん患者などが使うと危険な場合がある
このあたりがポイントだといえます。
特に、メントン、ケトンといった成分が問題を引き起こすことがありますので、使うと危険な人については知っておくことが大切ですね。
特に妊婦、子供、高齢者についてはかなり慎重になる必要があります。
デメリットについては詳しく特集した記事を別で用意していますので、ぜひそちらも読んでみてくださいね。
ハッカの効果効能は、匂いによるものだけではありません。脳や身体にもよい影響を与えてくれます。
香りが強いため、使い慣れていない人はどう使うか悩むかもしれませんが、精油やハッカ油をスプレーにすると一気に使いやすくなりますよ。日常的に使うことができるため、ぜひ活用してみてくださいね。
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