ハッカ油の読み方を一発チェック!知っておきたいポイントと合わせてご紹介

ハッカ油

ドラッグストアやスーパーで買いたい商品があるのに、名前が分からなくて店員さんに聞けなかった経験はありませんか?

ハッカ油など、「油」が名前につくものなんかは「ゆ」なのか「あぶら」なのかが悩みどころ。分かっているつもりでも「もしかしたら違うんじゃ…」みたいな不安を持ちやすいんですよね。

もしかしたらてんまん堂のお客様にもそうした方がいらっしゃるかもしれません。

そんなことを考えつつ、今回はハッカ油の読み方をチェックしていきます。合わせて、どんな特徴があるのか知っておきたいポイントも一緒にお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください😊

ハッカ油は私もよく活用しているので、おすすめの使い方もぜひ紹介したいと思います!

ハッカ油の正しい読み方

ミントの葉

ハッカ油という単語を初めて見た時に「ハッカゆ」なのか「ハッカあぶら」か悩む人が多いのではないでしょうか?

  • 正解は「ハッカゆ」です!

はっか‐ゆ〔ハクカ‐〕【薄荷油】
乾燥した薄荷の葉を蒸留して得られる油。強い香りをもち、主成分はメントール(薄荷脳)。清涼剤や香料として用いる。引用元:コトバンク

ハッカ油は漢字で書くと「薄荷油」と書きます。私が購入している商品は「ハッカ油」と書かれていますが、 お店で売られている商品の中には、漢字で書かれているものもあるかもしれないので覚えておくと良いですね!

※ちなみにハッカの精油とハッカ油は別の製品です。蒸留法などで抽出され、成分が濃縮されたものが精油で、てんまん堂ではハッカ精油を取り扱っています

ハッカ油以外の〇〇油

読みがややこしい「〇〇油」ですが、参考までにハッカ油以外のものもいくつか取り上げておきますね。大量にありますが、15個に絞っています。

  • 椿油(つばきあぶら)
  • オリーブ油(オリーブあぶら)
  • ゴマ油(ごまあぶら)
  • 菜種油(なたねあぶら)
  • 亜麻仁油(あまにあぶら)
  • 魚油(ぎょゆ)
  • ホホバ油(ホホバゆ)
  • シアバター油(シアバターゆ)
  • 月見草油(つきみそうあぶら)
  • アルガン油(アルガンゆ)
  • 大豆油(だいずあぶら)
  • ココナッツ油(ココナッツあぶら)
  • パーム油(パームあぶら)
  • コーン油(コーンあぶら)
  • ひまわり油(ひまわりあぶら)

このとおり「あぶら」と「ゆ」が入り混じっていますね。

ここには挙げていませんが、サラダ油なんかは「さらだゆ」「さらだあぶら」の両方の読みがあったりします。

以前に何か法則があるかと調べたことがあるんのですが、実はここには明確なルールはありません。ただ、傾向として、食用油や工業用油は「あぶら」読みが多く、精油や薬品、化粧品などは「ゆ」と読まれることが多くはあります。

サラダ油みたいに2つの読みがあるパターンもあり、結局は慣習的にどちらが使われているかみたいな特性も強いのが特徴ですね~。

ハッカ油ってどうして生まれた?その由来をご紹介

ハッカ油は、いつどのようにして誕生したのでしょうか?

ハッカは今から約3,000年前に地中海沿岸で栽培が始まったとされ、歴史上最も古い栽培植物と言われています。

  • 歯磨き
  • 野犬に嚙まれた時の治療薬
  • 蜂刺されの痛み止め

といった生薬に使うものとして誕生しているんですね。日本には、今から2000年以上前の平安時代に中国から伝わったとも言われているんです。

平安時代の頃に中国人が長崎に薄荷草を持ち込み、それが山城富野へ伝わり、時を経て全国へ広まっていったといわれております。引用元:鈴木薄荷株式会社

ちなみに、薄荷という名前の由来は”油にすると荷物が少なくて済む”ことからとされています。

ハッカ油がかつてどう使われていたかが見えてきたところで、話を現代に移し、今の私がハッカ油をどうやって使用しているかを最後にお伝えしますね~。

ハッカ油とは!基礎知識も軽く知っておこう

たたずむ女性

ハッカ油の名前をよく耳にするので、便利なら使ってみたいと思う人も多いでしょう。しかし、中には実際にどのように活用するのが良いのか分からない人もいると思います。

そこで、ハッカ油を私がどのように使っているかなど紹介していきますね。

ハッカ油の活用方法!こんなことに使えるよ

まずは、ハッカ油はどのような活用方法があるのかを見ていきましょう。

虫除け対策

蚊やコバエ、ゴキブリなどの虫は、ミントの臭いが苦手なので虫除け対策に効果が期待できます。ハッカ油は自然由来で作られているので、化学薬品を使用した市販のスプレーに抵抗がある人にもおすすめです。

消臭対策

ハッカ油といえば、スーッとした爽やかな香りが特徴ですよね。そのためリビングや気になるキッチンの臭いの予防にもピッタリなんです!夏場は、汗を掻くため、寝室にサッと使うだけでも消臭効果が期待できるでしょう。

胃もたれ予防

実は、ハッカ油は飲むことができます(飲用可能と記載されているもののみ)。ハッカ水(ハッカを混ぜた水)を一口飲むことで胃もたれが予防できます。私は、飲む前に口臭対策でハッカ水で口をゆすいでいます。するとスッキリ爽やかな香りになり一石二鳥なのでおすすめ!

ハッカ油の基本的な使い方

活用方法が分かったところで、ハッカ油を具体的にどのようにして使えばいいのか、基本的な使い方をお伝えします。

ハッカ油は、原液のまま使うと刺激が強いため、スプレーにして使うのがおすすめです。作り方は簡単で、無水エタノールを空のスプレーボトルに入れて、そこにハッカ油を少量入れたらよく混ぜて完成です。私はボトルは100均のものを使ってますが、ポリスチレン以外であれば何でも大丈夫ですよ。

虫除けの場合は、網戸や衣類にシュッとスプレーしたり虫が出やすいキッチンにふっておきましょう。消臭する場合も、キッチンや寝室など臭いの気になる場所にスプレーしてください。私が夏場によくするのは、お風呂の浴槽に少し垂らすと清涼感を感じられるようになってリラックスしてバスタイムを楽しめます。ぜひ試してみてくださいね。

※ハッカ油の活用方法については当サイトの記事でも色々と取り上げていますので、ぜひ合わせてご覧ください


ここまで、ハッカ油の読み方や知っておきたいポイントについて解説してきました。ハッカ油の読み方は「ハッカゆ」なので覚えておいてくださいね

もともとハッカ油は、海外で生薬として使用されていたのが、日本にも伝わったと言われています。虫除け、消臭、リラックス効果などさまざまな活用方法があり、胃もたれ予防なんかにも期待ができます。

この記事で、ハッカ油の読み方や使い方などを理解して実際に試してみてください。

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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