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カメムシが家の中に出たけど見失った!生態を意識しての最強の見つけ方を大特集

考える女性

ここ数年、暖かくなるとカメムシ大量発生のニュースをよく耳にするようになりました。特に被害に遭っていない時は何とも思っていなかったのですが、ある日からわたしにとってもカメムシは害虫として認定するようになりました。

カメムシといえば、強烈な悪臭です。しかも、その臭いがつくとちょっとやそっとではなかなか落ちないので厄介です。

これはわたしの経験なのですが、ある日、外から帰宅した時、知らずにカメムシも一緒に連れて帰ったことがあるんですよね。その時はそれはそれは大変でした。振り返ってみると、何も分からず、間違った対処をしていたなと思います。

そこで、わたしの失敗談も交えて、カメムシが家の中に入ってしまい、見失った時にどうすればいいのか、その対処法をお伝えしていきますので、ぜひぜひ、参考にしてみてください。

カメムシの生態を知るところから

ニオイが気になる女性
適切に対処していくにはまずは敵を知ることから始めましょう。

カメムシが家の中に出るけど見失う。この状況と対策に繋がる生態をバッとまとめます。

  1. 温度と光に敏感
  2. 暗くて狭い場所を好む
  3. 臭いで他のカメムシを引き寄せる

まずカメムシは寒さが嫌いです。そうした中、温かい場所や光に向かう習性があり、特に秋から冬にかけては暖かい室内を目指しやすくなると考えてください

また、家具の隙間、カーテンの裏など、狭くて暗い場所に隠れるのが好きで、室内ではそうしたところに移動していきます。結果、探しどころは限られてきますね。

それと、カメムシは(ご存じのとおり)危険を感じると特有の匂いを放ちます。義父なんかはパクチーの匂いだとよく言いますが、あの匂い、もとい臭いが他のカメムシを引き寄せることがあります。強い臭いゆえに見つける為のヒントになりますね。

このあたりを知っておくとやるべきことが見えやすくなっていきますね~。

カメムシを見つけるための具体的な方法

探す
さて、カメムシの生態が分かったところで、家の中に入ってしまった場合の見つけ方についてみていきましょう。

カメムシを見つけるための方法
  • カメムシが好む場所を探す
  • カメムシトラップを用意する(ペットボトルと水とライト)
  • 鳴き声で探す
  • 臭いで探す

一つずつみていきましょう。

カメムシが好む場所を探す

カメムシが好む場所を探します。正反対ですが光が当たって明るいところと暗くて狭い場所を好みます。

入ったばかりなら明るいところ、ちょっと時間が経ったら暗いところみたいなイメージでオッケーですよ(結局はどんな時でも私は両方探しますが)。

例えば、次に挙げるようなところです。

カメムシが好む場所
  • 天井や壁
  • 照明の裏
  • エアコンの排水管
  • カーテンの裏
  • 日当たりのいい網戸や窓
  • クローゼットや棚の隙間

実際、日当たりのいい南側の窓や白いシーツやタオルなどの洗濯物にカメムシが何匹かついているなんてことがよくあります。

それこそ季節によっては外に干すのが恐ろしくて乾燥機を使うことが最近では増えています。

カメムシトラップを用意する(ペットボトルと水とライト)

カメムシを探し出すためにカメムシトラップなるものを仕掛けます。カメムシは見つけても、安易にやっつけることができないのでまずは捕獲しようという作戦です。

準備するものは、ペットボトル、水、ライトのみです。

カメムシトラップの作り方
  1. ペットボトルを上から1/3のところでカットします
  2. 口の方を逆さまにして、もう一方の方へはめ込む
  3. 中に少量の水を入れる
  4. ペットボトルの底からライトを当てる

これに追加して、中性洗剤を入れておくと後で駆除しやすくなるのでおすすめです。いざ、カメムシを発見して見失った時はこのトラップを用意しましょう。

時間が多少かかることも多いですが、悪臭を放つことなく捕獲できますよ。

もちろん捕まらない時は捕まらないので、どうしても見つからない場合に保険的な気持ちで私は置いています。捕獲確率は20%くらいかな。個人的には結構大きい確率だと思っています。

鳴き声で探す

カメムシに鳴き声があるのを知っていましたか?カメムシ同士、鳴き声でコミュニケーションを図るそうです。

わたしはほとんど聞いたことはありませんが、静かな夜にベランダや窓の近くで耳を澄ませていると、カメムシの鳴き声が聞こえるかもしれません。

臭いで探す

カメムシの臭いは強烈なので、悪臭を放っているとすぐに見つけ出すことができそうです。先ほどもちょっと出ましたが、この悪臭を例えるなら、パクチーをさらに濃厚にして生臭くしたような臭いです。

わたしは、この独特の臭いでカメムシを発見することが多くあります。

カメムシが寄り付かないようにするための方法

そもそもカメムシが家の中に侵入しないのがベストですよね。いくつか私が実践したことのある方法をご紹介します。

3つの方法があるのでみていきましょう。

  • ハッカ油の利用
  • コーヒースプレーの利用
  • 侵入経路の封鎖

ハッカ油

「ハッカ油」は、カメムシがミントの香りを嫌うので追い出すのに有効です。ハッカ油を水で希釈したハッカ油スプレーがあると便利です。洗濯物に振りかけたり、網戸に振りかけるとカメムシを寄せ付けなくなります。

わたしはこのハッカ油の清涼感のある香りが好きなので、このハッカ油スプレーが重宝します。作り方をご紹介しておきますね。

ハッカ油スプレーの作り方
  1. スプレーボトルに無水エタノールを10ml入れる
  2. 無水エタノールに対してハッカ油を10滴加える
  3. スプレーボトルに100mlの水を加えてよく振る

私は我らがてんまん香粧薬房のハッカ精油を利用しています(薬剤師が作っているので成分的にかなり安心)。和ハッカなのでミント感がかなり強くて、個人的には成分が長続きする印象を持っていたりします。

無添加なので気にせずにスプレーできます。これを洗濯物や網戸の他、窓やドアの周囲、カーテン、カーペット、ついでに部屋の隅や暗いところに時々撒くようになりましたが、正直な話、しばらくカメムシを見ていません😊

コーヒー

植物限定ですが、コーヒーを使うという方法があります。

カメムシが隠れているかもしれない家の中の観葉植物や庭やベランダの植物に、「コーヒー」をスプレーする方法でカメムシを追い払う方法です。コーヒーに含まれているカフェインは、カメムシの神経に影響を与えて麻痺させる効果があります。

また、コーヒーの苦味もカメムシにとっては苦手だといわれています。

コーヒースプレーの作り方
  1. ドリップコーヒーの場合、いつもより1.5倍くらいの濃さでコーヒーを作ります
  2. 濃いめのコーヒーを冷まして、コーヒー1に対して水を2の割合で希釈して、出来上がりです

このコーヒースプレーを葉の表と裏側にスプレーすると効果的です。2日に1回くらいのペースがベストです。

ハッカ油なんかはやっぱり植物につけるのをためらいますので、そうした場合はコーヒーが便利ですね。


今回は、カメムシを家の中で見失った時の見つけ方と対策について詳しく紹介しました。

気付かない内に、家にカメムシが侵入しても、もう大丈夫。落ち着いて対処するようにしてくださいね~。

また、普段からカメムシ対策をしていくのがいいでしょう。最大のおすすめはハッカ油スプレー。ぜひぜひ騙されたと思って日常利用してみてください。カメムシ対策になるだけでなく、部屋全体からスッとした匂いがするのも嬉しいポイントです👍

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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