ヒノキ精油の禁忌&デメリットとは!しっかり把握して使いこなそう
みなさんは、ヒノキの香りにどんなイメージをお持ちですか。
ヒノキといえばお風呂や寺社などを連想する方も多いのでは。ヒノキは世界最古の木造建築である法隆寺にも多く使用されていたり、建築や工芸品、生活用品とあらゆる場面で使用されていて、実は私たちの生活にとても馴染み深い存在なんです。
そんなヒノキの精油は森林浴をしているような爽やかさ、そして温もりや安らぎを感じさせるような甘さもある和の香りです。精神を落ち着かせどこか懐かしさも感じさせてくれる魅力的なヒノキ精油は、アロマテラピーや様々な製品に活用されています。
ただ、どんな精油にもメリットとデメリットが存在します。
魅力的なヒノキ精油を安全に、そして効果的に活用するため、注意すべき禁忌事項とデメリットを学んでいきましょう。
Contents
ヒノキ精油にデメリットや禁忌はある?
ヒノキ精油は比較的安全性の高い精油として知られていますが、いくつかのデメリットや禁忌事項があります。特筆すべきは以下の4つですね。
- 皮膚刺激が強い場合がある
- 妊娠中・授乳中は控える
- 小児への使用は避ける
- 目や口に入らないようにする
それぞれチェックしておきましょう。
皮膚刺激が強い場合がある
他の精油と比べると皮膚刺激が強い可能性があります。原液は皮膚につけないようにし、必ずキャリアオイルで希釈してから使用しましょう。
妊娠中・授乳中は控える
ホルモンバランスが変化する時期なので、あらゆるオイルに悪影響を受けやすいです。ヒノキの精油も例外ではありません。医師に相談して使用するようにしましょう。
小児への使用は避ける
3歳未満のお子様は精油に対して特に敏感です。皮膚刺激が出てしまったり誤飲する可能性があるので使用を避けましょう。
目や口に入らないようにする
使用中は目をこすったり、口に入らないように注意しましょう。もし目や口に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
そうそう、ヒノキといえば毎年、花粉症でも話題になりますよね。
デメリットを頭に浮かべる際に、ヒノキ花粉症の人はヒノキの精油を使っても大丈夫なのかという疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのあたりも詳しく見ておくとしましょう。
花粉症でも大丈夫?
ヒノキ花粉症の人がヒノキ精油を使用する安全性についてですが、多くの場合、問題なく使用することができます。
その理由はヒノキ花粉とヒノキ精油は成分が全く異なるためです。
精油に含まれる主要成分はテルペン類やセスキテルペン類で、花粉症の原因となるアレルゲンである花粉タンパク質とは構造が異なります。
しかしながら、個人の体質や使用方法によっては注意が必要です。稀に、ヒノキの精油の成分自体にアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。
また、直接肌につけたり高濃度で吸引したりすると刺激を感じることがありますのでパッチテストをしたり、低濃度から使用するなど注意が必要です。
不安に思われる方は医師に確認してから使用しましょう。
ヒノキ精油の基本的な効果効能
ヒノキ精油には私たちの心と体を様々な面からサポートしてくれる効果効能を持っています。
基本的な効果効能をまとめてみました。
昔から日本人に親しまれてきたヒノキの香りは、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせてくれます。
毎日忙しく慌ただしい日々を過ごしていると、つい余裕がなくなってイライラしてしまうことも少なくないと思います。
そんな時に活躍してくれるのがヒノキ精油。抗菌・消臭効果も期待できるので、空間を清浄化するのにも役立ちます。
ヒノキの香りの効果については以下の記事でより詳しく取り上げています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
思わず深呼吸したくなるようなヒノキの香り。ヒノキの香りは昔から日本人にも馴染み深いので、きっと多くの方がいい香りだと感じるはずです。
心と体を癒し健康維持にも役立つとても優れた精油ですが、皮膚刺激やアレルギーなどの注意点もあります。
使用前に確認し、安全に配慮しながら日々の生活に取り入れてみてくださいね。
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