指輪をしたままハンドクリームするのは意外と危険!使い方のポイントとは

手のケア

普段、指輪をされている方、特に結婚指輪をしている方は、ハンドクリームを塗る時、どうしていますか?

特に結婚指輪の場合、毎日付けている方が多いと思いますが、ハンドクリームを塗る時、指輪を外すか外さないかは、人によって違うかもしれません。全く気にしていない方もいると思いますが、「ハンドクリームを塗る時は指輪を外した方がいいのかな?」と気になっている方もいるでしょう。

ちなみに私はハンドクリームを塗る時は外して、ある程度乾いてから再び着ける派です💍

どうして私がそうなったのかも含め、今回は指輪をしたままハンドクリームを塗る上での注意点について、詳しく解説していきますので、一緒に見ていきましょう~😊

ハンドクリームを塗るときには指輪は外そう

指輪をする

さてさて、結論から入ります。指輪を着けたままハンドクリームを塗っても直ちに甚大な被害が発生するわけではありません。ただ、ハンドクリームを塗るときには、指輪を外した方がいいです

その理由は以下の3つです。

  • 均等に塗るのが難しくなる
  • 指輪が汚れてしまう
  • 指輪が劣化してしまう

それぞれ重要なポイントです。1つ1つ掘り下げていきますね!

均等に塗るのが難しくなる

指輪をはめたままだと、ハンドクリームを均等に塗るのが難しくなります。ハンドクリームは手全体に満遍なく塗った方がいいので、指輪は外してから塗る方が均等に塗りやすくなります。

特に指輪周りの指部分にハンドクリームが多くなりがち。更に指輪の真下にはほとんどハンドクリームが届きませんよね。

これはハンドクリームマニアの私にとっては結構大きな問題だったりします。

指輪が汚れてしまう

もちろんハンドクリームで指輪が汚れてしまうということもありますよね。

結婚指輪や高価な指輪にハンドクリームが付くと、汚れてしまいます。

宝石が埋め込まれている指輪だと、隙間にハンドクリームが入り込んでしまうこともあります。指輪や宝石のツヤが失われ、くすんでしまう原因になります。

指輪が劣化してしまう

1日に何度も塗るハンドクリームが、指輪に付いたまま、汚れとして蓄積していってしまうと、指輪の劣化につながります。高価な指輪や大切にしているものであれば、こうして劣化してしまうのはとても残念ですよね。

特に以下の成分には注意が必要です。

特に注意したい成分

1. 油分
ハンドクリームにはしばしば油分が含まれています。特に、シリコーンオイルやミネラルオイルなどの油成分は、指輪に付着すると、金属や石に影響を与える可能性があります。これらの油分が指輪に蓄積されると、長期間にわたり酸化や変色を引き起こすことがあります。

2. 酸性成分
ハンドクリームに含まれる酸性の成分(例えば、AHA(アルファヒドロキシ酸)や果実エキスなど)は、金属を腐食させる可能性があります。特に、銀製の指輪は酸性の物質に弱く、黒ずんだり、変色することがあります。

3. 保湿成分
グリセリンやヒアルロン酸などの保湿成分は一般的に金属には悪影響を与えませんが、天然石や真珠などのデリケートな素材が使われている指輪には、これらの成分が吸収されると、劣化を早める場合があります。

4. アルコール成分
一部のハンドクリームには、エタノールなどのアルコールが含まれています。これが宝石の接着部分や、デリケートな加工を施した指輪に対して、ダメージを与える可能性があります。

ハンドクリームを塗った後に指輪をはめなおすタイミングって?

疑問
では、ハンドクリームを塗った後に指輪をはめなおすタイミングっていつがいいのでしょうか?クリームを手全体に塗り、しっかり吸収させ、ベタベタ感がなくなり、肌に馴染ませてから、指輪をはめなおしましょう。ベタつきが残っている状態だと、肌表面に残っているクリームが指輪に付いてしまいます。

わたしがよく使う方法は、ハンドクリームを塗った後、ある程度、馴染ませてから軽くティッシュオフをします。ハンドクリームによって、保湿力高めでテクスチャーが重ためのものの場合、このような方法を使うことがあります。時短ですし、指輪をすぐにはめ直せるのでおすすめですよ。

また、ハンドクリームのテクスチャー選びも大切ですよね。日中使うものであれば、付け心地がサラッとしたもの、ベタつかないテクスチャーのものを選ぶと使いやすいでしょう。

どうしても外したくない指輪の場合は?

リング
基本的には、ハンドクリームを塗る前は指輪を外した方がいいのですが、どうしても外したくない、無くしたくない結婚指輪やペアリングの場合はどうすればいいのでしょうか?

一つの方法として、指輪を避けて、ハンドクリームを塗ることがあります。指輪をしている指にはハンドクリームが付かないよう、気をつけて塗るパターンです。とはいえ、気を付けていても、どうしても指輪にはハンドクリームは付いてしまうもの。定期的に指輪を洗浄、掃除のメンテナンスをした方がいいでしょう。

おすすめのお手入れ方法が2つあるので紹介します。

1つ目の方法

まず1つめが、普段、簡単にできるお手入れ方法です。指輪を外し、水洗いします。そして、メガネ用のクロスで拭きます。これだけで、皮脂などの汚れは簡単に落ちます。

2つ目の方法

2つめのお手入れ方法は、より丁寧なお手入れ方法です。洗面器等にぬるま湯を入れ、食器用洗剤などの中性洗剤を数滴入れます。そこに指輪を付けます。しつこい汚れの場合は、一晩、つけ置きするのもいいでしょう。

指輪の刻印部分や、宝石が埋め込まれている隙間などは、柔らかめの歯ブラシなどで優しく擦ると汚れが落ちます。ゴシゴシと強く擦ってしまうと、指輪に傷が付いてしまうので注意です。

擦り洗いの後は、しっかりすすぎます。すずき残しは、指輪を傷める原因になるので、ぬるぬる感がなくなるまで十分にすすぐのがポイントです。すすぎの後は、柔らかい布で水気を拭き取ればOKです。

注意点として、宝石が付いている指輪でオパール、パール、エメラルドの場合は水や洗剤に弱いので、購入店や専門店などで相談しましょう。


今回は、指輪をしたまま、ハンドクリームを塗る場合の注意点について取り上げました。ハンドクリームを塗る時は、基本的には指輪を外すこと、どうしても外したくない場合は定期的な指輪のクリーニングをした方がいいというお話でした。

手のお手入れのついでに、指輪の方へも目を向けてみましょう。指輪も手の一部と考えると、ピカピカの指輪の方が、気持ちが高まりますよ。

ちなみに私は以前はハンドクリームを塗る時だけ指輪を外してすぐに着けていました。この方法でもしばらくは問題がなかったんですが、気が付くとシルバーの結婚指輪がくすんじゃっていたんですよね。磨いたらすぐに輝いたんですが、それ以来ちょっと時間を置いてから着けるようになったんです。

手も大切ですが、指輪もやっぱり大切。両方に問題のない形を目指したいですね!

この記事を作った人で編集者。28歳より10年以上ブログ運営の専門家として活動している。てんまん香粧薬房の商品が好きすぎて、「ぜひ一緒にメディアを運営しましょう」と持ち掛け、てんまん帳がスタートした。

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